
【ミニ・リッチ】ブログでは、肌断食歴11年アラフォー主婦がしないスキンケアを継続して得た効果や実践して分かったことについてまとめました。
・スキンケアしない方が肌が綺麗になる?
・スキンケアしないメリットが知りたい
こんな人におすすめの記事です。
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今回は、肌断食(肌負担となりうる基礎化粧品を減らす・やめることで、肌本来の働きにしっかり頼れるようにするための美容法)を11年間続けているアラフォー主婦がスキンケアしない方が肌が綺麗になるのか?について
- スキンケアしないほうが肌が綺麗になる理由
- しないスキンケアを継続した効果
- 肌に自信が持てるようになった「しない」スキンケア方法
をまとめました。
・20代前半は過剰スキンケア。基礎化粧品を10種類以上30分から1時間かけて朝と夜毎日お手入れ
・過剰スキンケア時の悩みは、頬の赤み、毛穴、シミ、そばかす
・20代後半に「しないスキンケア」に目覚め、スキンケアを徐々にシンプル化
・30歳目前にして肌断食スタート
・アラフォーの今も肌断食を継続。ただし、メイク前だけ基礎化粧品を使用。
・スキンケアがシンプルになる
・基礎化粧品を使わない・減らすことの不安が減る
・ラクに肌に満足するようになる
記事の内容がすぐ分かるもくじ
スキンケアしない方が肌が綺麗と言われる理由
化粧品や肌について知識が増えていくほど、極力「スキンケアはしない方がいい」ということを実感するようになりました。
化粧品や肌の知識を学ぶのに特に参考になったのはこれらの本です。
肌に触れる回数が減る
基礎化粧品でのお手入れは、肌に触れることを避けて通れません。
こする、引っ張る、押す、たたく、刷り込むなど基礎化粧品をしっかり顔につけようとすると、ついつい力が入ってしまうもの。
こするなど強く肌に触れると、バリア機能を担う肌表面の角質層が傷ついてしまいます。
角質層が傷つくと、肌内部の水分が蒸発し乾燥したり敏感に。
また、強く肌に触れたりすれば、真皮の中にある肌の弾力を担うエラスチンやコラーゲンがへたってたるみの原因になりかねません。
さらに、肌に摩擦を続けると、角質が厚くなり黒ずみます。
基礎化粧品でお手入れをする際には、どれだけ優しく触れても多少なりとも肌に刺激やダメージを与えることに。
肌にダメージを与えないためにも、必要以上に基礎化粧品を塗る・触れることはできるだけ控えるにこしたことありません。
基礎化粧品に大きな効果はない
肌のためには基礎化粧品によるお手入れが必須というのが、現代美容の常識として強く根付いています。
しかし、実は基礎化粧品には、劇的に変化をもたらすような大きな効果はありません。
化粧品は、薬機法において「人体に対する作用が緩和なもの」と定義されています。
つまり、肌を白くする、毛穴をなくす、シミやシワを消す、たるみをなくす、クマを改善するというようなこと大きな作用は基礎化粧品にはないということ。
基礎化粧品は薬ではなくあくまで「化粧品」であり、過度な期待はできません。
広告などのイメージにより、基礎化粧品に対する期待がいつの間にか大きくなりすぎているのです。
ちなみに多くの基礎化粧品は、水(水性成分)、油(油性成分)、界面活性剤で構成。
この3つのベース成分が、1つの化粧品全体の70~90%を占めています。
残りの10~30%のわずかな部分が美容成分と呼ばれる効能・効果成分、品質保持剤など。
このようにみても、基礎化粧品による効果はごくわずかであることが分かります。
また、お手入れに使う基礎化粧品は、プレ化粧水、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック、アイクリームなど種類がたくさん。
種類はたくさんあるものの、実は中身はどれも同じようなもの。
基礎化粧品のカテゴリは、水、油、界面活性剤の配合量によって変わるだけ。
また、配合される美容成分もごくわずか。
基礎化粧品の種類が違っても、効果としてそれほど大きな差はないのです。
もともと肌には肌を健やかに保つ働きがある
肌には、肌自身を美しく健康に保つ働きが備わっています。
・肌は、表皮(肌の表面側)と真皮(肌の奥側)の2つの部分に分けられる
・表皮は、奥側から「基底層(きていそう)」、「有棘層(ゆうきょくそう)」、「顆粒層(かりゅうそう)」、「角質層(かくしつそう)」の4つの層から成る
・表皮の厚さは0.2mmほどなのに対し、真皮は表皮の約10倍ほど
・真皮には、お肌の弾力やハリを作る丈夫なコラーゲン繊維とそれを作る繊維芽細胞がある。また、表皮には存在しない、栄養を吸収して老廃物を運ぶための血管やリンパ管がある
ターンオーバー(肌の新陳代謝)
古い肌から新しい肌に入れ替わるシステムのこと。
肌の奥にある基底層では新しい肌のもとである表皮細胞が作られます。
時間が経つにつれ、表皮細胞はどんどん皮膚表面に位置する角質層へと押し上げられ角質細胞に変身。
角質細胞は、最高の保湿力を持って角質層で肌のバリア機能を担います。
数日間のバリア機能の役目を果たすと、角質細胞は垢となって剥がれ落ちることに。
その剥がれ落ちた垢がサインとなって、基底層で新しくまた表皮細胞が作られます。
このように、肌は日々古いものから新しいものへと生まれ変わっているのです。
バリア機能
肌表面の角質層が担う、外からの刺激や乾燥などから守る働きのこと。
角質層は、角質細胞(表皮細胞が肌表面へと押し上げられて変化したもの)と細胞間脂質から成っています。
角質細胞は層になってぎっしり重なり、その間を細胞間脂質がしっかり埋めるようにして存在。
角質細胞は水溶性の保湿成分、細胞間脂質は脂溶性の保湿成分を含んでいます。
さらに、細胞間脂質の中でも水と油の層がいくつも重なっています。
つまり、角質層は水と油という2タイプの保湿成分の二重構造(角質細胞と細胞間脂質、細胞間脂質の中身)によって、強いバリア機能をキープ。
また、角質層の表面は皮脂によっても保護されています。
この皮膚表面の複雑なバリア構造によって、肌の中の乾燥を防いだり、細菌や紫外線など外からの刺激から肌を保護。
角質層のバリア構造の邪魔をしなければ、肌は潤いを保ち健やかな状態でいられるのです。
常在菌
肌の表面には、約1兆個とも言われるほどのたくさんの常在菌が住んでいます。
常在菌たちは、肌から分泌される皮脂や汗を食べて酸を出し、肌を弱酸性にキープ。
常在菌がお肌を弱酸性に保つおかげで、カビや酵母菌、雑菌などから肌を守ってくれています。
インナーケアが肌を大きく左右する
肌は、食べたものを材料にし体の働きによって作られています。
基礎化粧品が、肌を作っているわけではありません。
肌のために重要なことは、肌の材料となるバランスの良い食事、体の働きをスムーズにするための良質な睡眠、適度な運動とストレスケア。
スキンケアよりもインナーケアに力を入れる方が効果が大きいことは明らかです。
基礎化粧品の配合成分によるリスクは0ではない
どんな配合成分も、肌にとっては異物。
基礎化粧品には、つけることで肌にマイナスな影響を及ぼす可能性を常に持ち合わせています。
- 化粧水などに含まれる水分は必ず蒸発するため、その際に角質層の表面がめくれて乾燥を招くことも
- オイルなどの油脂は、時間が経てば必ず酸化し肌への負担に
- 化粧品成分は、合う・合わないものが人それぞれ違う。その時の肌質や体調、環境によってもコロコロ変わりやすい
肌につけなければ、化粧品成分による肌負担のリスクを0にできます。
基礎化粧品のつけすぎはターンオーバーの邪魔になる
また、肌表面を基礎化粧品でいつもベタベタにすると、ターンオーバーが乱れやすくなります。
肌表面がベタベタだと垢が剥がれ落ちにくくなり、基底層で新しい表皮細胞が作られなくなるように。
さらに、肌表面の角質層では垢として剥がれるはずの古い角質細胞が、角質層にどんどん貯まって肌がゴワゴワになってしまいます。
つまり、基礎化粧品で肌の表面(角質層)をベッタリさせることは、ターンオーバーを正常に働かせる邪魔になるということ。
ちなみに、表皮の状態は、真皮の状態にも影響を及ぼします。
新しい表皮細胞が作られないと表皮全体は薄くなり、さらにその悪い影響は真皮まで。
ターンオーバーが正常で表皮全体が厚く健康的だと、真皮でもコラーゲンがしっかり作られ弾力やハリのある肌に。
皮膚表面にある角質層は、皮膚全体のコンディションを左右する重要な部分なのです。
基礎化粧品は角質層までしか届かない
基礎化粧品は、肌の1番表面に位置する角質層までしか届きません。
肌の最大の役割は、からだを守ること。
そのため、外からの異物の侵入を防ぐバリア機能の働きにより、基本的に肌の奥までは浸透しないようになっているのです。
ちなみに、角質層は死んだ細胞の集まりで、垢となって剥がれる部分。
血液中から栄養補給されることもありません。
多くの美容成分は角質層のもっと奥にある基底層や真皮に届かないと効果なし。
基礎化粧品で補う大きな意味はありません。
スキンケアしない方が肌が綺麗?検証結果
基礎化粧品を減らす・やめる肌断食を取り入れて11年。
スキンケアしない方が肌が綺麗なのか、実体験に基づいて検証してみました。
過剰スキンケア時よりも肌に満足
過剰スキンケアをしていた20代の頃よりも、肌断食ケアを11年継続しているアラフォーの今の方が肌に満足しています。
- 肌がヘニャッからプリっとした感触に
- 肌の頬の赤みや毛穴の悩みが気にならなくなった
- ブツブツに悩まされなくなった
過剰スキンケア時よりも、かけるお金も時間も激減したのに肌の満足度はアップ。
しないスキンケアの効果を実感しています。

スキンケアしないだけでは綺麗になれない
肌断食はとても良いものですが、単に基礎化粧品の使用をやめるだけでは肌は綺麗になりません。
そもそも肌断食とは、肌負担となる基礎化粧品を使わないことで肌本来の働きによって自信が持てる肌になろうというもの。
ただ単に肌負担だけを取り除いても、肌の働きがしっかり機能していなければいつまでたっても肌に満足することはできません。
肌の働きを正常化するために、睡眠、食事、運動、ストレスケアという内側から綺麗になる努力は必須です。
全くスキンケアしないのは失敗
肌負担を減らしたいからといって、いきなり基礎化粧品を全部もしくは一気にやめてしまうのはおすすめしません。
肌断食をしていると、基礎化粧品のお手入れをさらに減らせばもっと肌が良くなるんじゃないかと思いがち。
肌の働きがいつも正常な状態ならそれでも良いかもしれませんが、実際はなかなか難しいこと。
わたしたちは常に、いろんな外からの刺激にさらされています。
紫外線、気温差、ストレス、ほこり、花粉、睡眠不足、栄養不足、運動不足、疲労・・・
肌を含め体がいつも万全かというと、そうではないですよね。
ときには、基礎化粧品によるお手入れが必要なときだってあります。
また、ずっと過剰スキンケアで甘やかしてきた肌から、一気に基礎化粧品をとりあげてしまうと肌はびっくり。
過酷な環境に、肌はついていけません。
肌を思いやるためには、自分のペースで自分に合ったやり方の「しないスキンケア」を見つけるのが一番です。
過剰スキンケアをシンプルスキンケアにするだけでも、肌には十分メリットがあります。
スキンケアした方が綺麗に「見える」ことも多い
化粧品や乳液、美容液などの基礎化粧品は、つけるだけで一時的にプルプル潤い感のあるツヤっぽい肌を演出します。
そのため、スキンケアをした方が肌が綺麗に見えることも多いのも事実です。
ただしそれは本当の肌ではなく、一時的なごまかしの肌。
たいていの場合、スキンケアをしたからといって実際に肌そのものが綺麗になっているわけではありません。
ちなみに、基礎化粧品は一時的に肌を美しく見せること以外にもたくさんのメリットがあります。
- リフレッシュ、気分を上げる
- 使い心地を楽しむ
- ブランドの世界観に浸れる
- 綺麗に変身して、自信を作る
- 満足肌への穏やかなサポート
美容好きな人にとっては、基礎化粧品は心と肌の満足度をアップしてくれる、必要不可欠なものです。
スキンケアしないで綺麗になるには時間がかかる
肌断食は、肌本来の働きにまかせる美容法。
基礎化粧品をやめて肌負担を減らしたり、栄養バランスの良い食事を取ったりなど肌に良い行動をしたからといって、すぐに効果が得られるものではありません。
過剰スキンケアや不規則な生活などで肌の働きが乱れきっていては、元の正常なかたちに戻すのは一苦労。
スキンケアをしないで自信のある肌になるには、時間がかかるということは受け止めておく必要があります。
しない方が肌が綺麗という自信になったスキンケア方法
肌断食歴11年。
今までいろんな肌断食を試してきた中で、今実践しているやり方が1番心地いいです。
洗顔はぬるま湯・水
朝・夜ともに、メイクしていない場合は、ぬるま湯か水だけで顔を洗います。
過酸化脂質(皮脂が酸化したもので、肌にダメージとなる)や日常的な汚れであれば、洗顔料がなくても十分。
洗い過ぎは、肌を保護している皮脂や悪い菌から守ってくれる常在菌が減ってしまうことに。
洗うときは、優しく肌をぬるま湯で覆うように10回程度すすぐようにしてます。
基本のお手入れはワセリン
洗顔後のお手入れは、基本的にワセリンのみ。
サンホワイトシルキーY-1を愛用しています。

ワセリン100%なら成分がシンプルで、肌負担もあまり気になりません。
ちなみに、湿度が多い時期や元気な時は、ワセリンさえも使わずお手入れは何もしません。
メイクは石鹸でオフ
メイクは、石鹸オフメイクをしています。
- クレンジング剤を肌につけなくても良い
- 2度洗いする手間がなくなる
- 肌をゴシゴシこする回数を減らせる
このように石鹸オフメイクは、肌負担が気になる人にはメリットがたくさんあります。
石鹸オフメイクにおすすめなコスメは、エトヴォス 。
するんと落とせるのに、仕上がりがとても綺麗な優秀コスメが豊富。
質感や発色に品があり、ナチュラルに華やかさをプラスしてくれるので大人女子でも気兼ねなく使えます。
肌に負担はかけたくないけど、メイクはしっかり楽しみたい人におすすめです。
肌に合った日焼け止めを使う
塗る負担を考えると、肌断食中の肌に使うか使わないか迷うのが日焼け止め。
実際に日焼け止めを塗らないケアも1年ほど続けたことがありました。
やってみて日焼け止めを使った方がストレスもなく、自分の肌には合っていることを実感。
それ以来、肌断食に日焼け止めは欠かせないものとなりました。
日焼け止めを塗るデメリットを最小限にするためにも、日焼け止め選びはとっても重要。
石鹸で落とせるタイプで、自分の肌に合った物を選ぶようにしてます。
愛用している日焼け止めは、ブルークレールのUVラグジュアリーデイクリームII。

皮膜感のない軽い使い心地で、つけていてもストレスなし。
白浮きせず、ベタつき感もなく、仕上がりがとても良いです。
夜は何もつけない
夜は、肌の細胞が新しく生まれ変わる時間帯。
肌の働きの邪魔をしないためにも、極力お手入れは何もしないように。
肌のカサカサがひどく気になるときだけは、ワセリンをつけてます。
《スキンケアしない方が肌が綺麗?11年検証して分かったことまとめ》
- 過剰スキンケアよりも「しないスキンケア」の方が肌の満足度が上がる
- スキンケアで使う基礎化粧品には、大きな期待はできない
- スキンケアをしないだけでは綺麗になれない。インナーケアは必須
- スキンケアだけでなくメイクによる肌負担も減らすのがおすすめ
- スキンケアしないで綺麗になるには時間がかかる
肌断食中のメイクは石鹸オフタイプ。歴11年の愛用ブランドと使うデメリット・メリット
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今回の記事は以上です。