
【ミニ・リッチ】ブログでは、40代ママのミニマリスト生活の末路を悲惨にしないためのコツをまとめました。
fa-arrow-circle-down初めての方はこちらもお読みください
ミニマリストママみこまむのプロフィールとブログについて
・ミニマリストのデメリットを克服したい
・ミニマリストになって良い人生を送るには?
必要最低限の物だけで暮らすミニマリスト。
そんなミニマリストの何にも物がない部屋を初めて見た時は、衝撃的でした。
自分も「何も物がないスッキリした部屋に暮らしたい」と強く思い、ミニマリストを目指すことに。
ミニマリストのライフスタイルは、暮らしが楽になりお金と時間に余裕をもたらすという大きなメリットがある点にも惹かれました。
それからというもの、ミニマリストになりたい一心で無駄な物をせっせせっせと捨て続けました。
物が減っていくのが楽しくなり、いつの間にかミニマリスト生活に対してストイックに。
物を減らすことが最優先になり、逆に生活が不便になることが増えていったのです。
また、何か他に捨てるものがないか常に家の中の物に目を光らせたり、家族の物が多いことにイライラして疲れることもしばしば。
自分にとってミニマリストという目標が、大きな負担になっていることに気づきました。
これでは、「ミニマリストの末路は悲惨」ということが現実になってしまうと危機を感じるように。
このままではいけないと、自分が目指すミニマリスト生活を改めることにしました。
・イライラが減り笑顔が増えた
・楽に生きられるようになった
「自分にとっての必要最低限をベストとする」「ゆるくミニマリストになる」
この2点のことを心がけて、ミニマリスト生活を送るようになると全てがうまくいくようになりました。
無駄な物がないから、家事が楽になり自分時間が増加。
好きな物に囲まれて、暮らしの豊かさもアップ。
時間とお金のゆとりが生まれ、家族と笑顔で過ごせることが多くなりました。
どんな物や事も、メリットとデメリットが必ずあります。
そのため、取り入れ方や使い方によって、何事も良くもなれば悪くもなる。
ミニマリストなライフスタイルも使い方次第。
良い風に取り入れられれば、自分の人生を楽に良くしてくれることを実感しています。
今回は、40代ママが実践しているミニマリスト生活の末路が悲惨にならない工夫についてまとめました。
・40歳2児(1歳と6歳)のママ
・元浪費家&買い物大好き
・雪国の田舎町在住
・狭い賃貸(アパート)に4人家族の小さな暮らし
・めんどくさがりなため、何でも「時短」「ラク」がモットー
・ガサツでズボラだけど、お家はそれなりにキレイにしていたい
記事の内容がすぐ分かるもくじ
末路が悲惨になるミニマリスト生活の欠点
ミニマリストなライフスタイルの取り入れ方を間違えたことで、あやうく自分の人生が悲惨なものになるところでした。
なぜ、ミニマリストの末路は悲惨になりがちなのか?
ミニマリスト生活の欠点をまとめました。
数を減らすことを最優先してしまう
ミニマリストとは、必要最低限の物で暮らす人のこと。
自分にとって必要最低限であれば、物の数はそもそも関係ありません。
しかし、一般的にミニマリストとは、「少ない物で暮らす人」というイメージがとても強いです。
そのためミニマリストとしては「物の数が少ないほど素晴らしい」とされがち。
インパクトもあるため、メディアでも物の数がとても少ないミニマリストがよく取り上げられるのを見ます。
自分と他のミニマリストを比較しては、自分はまだまだだと感じもっと物を減らさないといけないと思うように。
いつのまにか物を減らすことに必死になっていったのです。
すると、逆に物がないことで不便になったり、楽しみがなくなってしまうことも増えていきました。
ミニマリストは物が少ない人でないといけないと勘違いし、自分の暮らしの質が悪くなってしまったのです。
家族にミニマリスト生活を押し付ける
自分の物を必要最低限まで減らし、家の中がスッキリするともっともっと物を減らしたくなるように。
すると、家の中の家族の物が気になり始めました。
「ずっと使ってないから捨ててもいいだろう」「もう壊れてるし使わないだろう」
ミニマリスト生活にストイックになりすぎると、このように自分で勝手に判断し物を捨ててしまいがち。
しかし、不要な物なのか必要な物なのかは本人でしか判断できません。
一度こどもの壊れたおもちゃを勝手に捨てたことがあり、とても険悪な雰囲気に。
それ以来は絶対家族の物に手を出さないと決めました。
家族にミニマリストを押し付けることは、仲も悪くなり良いことがありません。
物にこだわりすぎてお金が貯まらない
物の数が少なくなるにつれて、物の質を重視するようになっていきました。
お気に入りに囲まれたい一心で、より良い物を手に入れようと必死に。
身の丈以上の物を買ったり、100%満足する物じゃないとダメと不必要にこだわりが強くなってしまったのです。
買い物に時間と労力を費やすようになり、さらに予算オーバーの買い物が増えお金も減っていきました。
物から解放され時間とお金のゆとりを得るために始めたミニマリスト生活だったのに、全くの逆効果となったのです。
人との関わりがなくなる
あらゆることをミニマルにしたいと思い、人間関係も必要最低限にしようとしました。
家族と親友だけいれば良い。
そう思い、ミニマリストを目指した頃から新たな人間関係を築くことをしませんでした。
そしてある日起こったウイルス感染症のパンデミック。
自由に身動きが取れず、会いたい人にもすぐに会えない日々が続きました。
自分の家族も親友も遠方住み。
実家に帰りたくても帰れないという状況になり、本当に寂しくつらい思いをしました。
今住んでいる場所でも新しい人付き合いをしておけば良かったと、とても後悔しています。
人は、そもそも人のつながりによって幸福感が得られる生き物。
ストレスや負担となる人付き合いはないに越したことはありません。
ただ、必要以上にミニマルにする必要もなかったと感じています。
不潔になる
凝り性のため何もかも必要最低限にしたいと、美容のミニマル化にも着手。
スキンケアやコスメに関しても、できる限り数を減らすことに全力を注ぎました。
例えば、基礎化粧品を全く使わない肌断食を実践。
日焼け止めや石鹸さえ使わない、完全肌断食をやったこともありました。
メイクをお湯だけで落とすから、肌はパリパリゴワゴワ。
そのまま寝て朝起きても気分悪いし、顔もなんだか気持ち悪い。
朝はぬるま湯だけで洗って、その上から基礎化粧品をつけずにメイクしていました。
スキンケアで肌の潤い感を演出できないため、どう頑張ってもメイクが上手くいかずにモヤモヤする毎日。
また、ヘアケアでは「湯シャン」を実践。
毛量の多いロングヘアにもかかわらず、毎日お湯だけで洗ってました。
シャンプーの爽快感がないため、洗っても気分がスッキリしない。
ベタつきや匂いも気になり、ヘアセットも思うように上手くできませんでした。
肌断食も湯シャンもとにかく物を減らしたいということが目的となり、自分の快適さは二の次に。
我慢してやっていたため、肌断食や湯シャンがいつのまにかストレスになっていました。
さらに、当時の自分は気づいていませんでしたが、石鹸やシャンプーを使わないことが不潔につながっていた可能性も少なくないと今になって思います。
ミニマリストの末路を悲惨にしないための工夫
ミニマリスト生活を自分のライフスタイルや性格に合わせることで、暮らしがとっても豊かに快適になりました。
完璧主義をやめる
人間はそもそも不完全な生き物。
いつでも100%物事を完璧にすることは不可能です。
物を減らす、無駄な時間を減らす、不要な人間関係をやめる
全てに100%を求めてしまうと、達成できずにイライラ。
逆に無駄にお金や時間、労力を使うことになっていました。
そもそもミニマリストを目指したのは、自分の人生をより良くしたいからだったはず。
ミニマリスト生活を完璧にするために自分の貴重な資産を無駄にしてしまっては、何のためにミニマリスト生活を送っているか分かりません。
何でもほどほどゆるくがちょうど良い。
このスタンスでミニマリストを目指すことで、とても楽に快適に暮らせるようになりました。
自分なりの最低限を基準にする
いかに物を減らすかではなく、自分なりの必要最低限を重視しています。
一見、数が多いようにみえても自分にとっての最低限であればOK。
こう思えることで、物の数で他のミニマリストと比べることがなくなりました。
すると暮らし全体が快適になり、豊かなミニマリストライフが送れるようになりました。
メリハリをつける
自分の好きな物はある程度数を持つ
それ以外の物はしっかり減らす
このように、何でもかんでも減らすのではなくしっかりメリハリをつけて物を所有するようにしています。
おかげで、無駄な物や事へ費やすお金・時間・労力を大幅に削減。
好きなことややりたいことには、自分の貴重な資産をしっかり費やせるようになり幸福度が上がりました。
比較しない
他人と比較しても、良いことは1つもありませんでした。
ミニマリストと比較すれば、あのミニマリストは物がすごく少ないのに自分はまだまだと自信をなくしたり。
他の人のSNSを見れば、キラキラしたことばかりで自分の人生がつまらないように思えたり。
幸せの形は人それぞれであり、比較することに意味もない。
自分にとっての幸せは、自分にしか分からない。
何かをするときは人と比較するのではなく、自分はどうしたいかと自分の頭で考えるようにしてます。
生きるのがとても楽になり、自分を大切に出来るようになりました。
快適さを大事にする
ミニマリストを目指した理由は、自分の人生を楽により良いものにしたかったから。
正直に言えば、自分の人生が良くなりさえすれば別にミニマリストを目指さなくても良かった。
あくまでミニマリストは手段であって、目的ではありません。
物を手放すときも増やすときも、必ず自分の暮らしがこれで快適になるかどうかを重視しています。
とにかく物を減らさなきゃという焦りがなくなり、ミニマリスト生活におけるストレスが減りました。
元浪費家主婦がミニマリストになった末路
元浪費家30代主婦がミニマリストになろうとライフスタイルを変えること10年。
あやうくミニマリスト生活が悲惨になりかけたこともありましたが、今はとても満足に暮らせています。
ゆるミニマリストになった
ミニマリストに憧れ、自分もあんなふうになりたいと思い必死で物を減らしたこともありました。
でも、自分は物を極限まで減らすのは無理だと実感。
だって、そもそも自分は買い物が大好き。
いろんなファッションを楽しみたいし、メイクをするとテンションが上がる。
さらに、ズボラだから家事や暮らしは徹底的に楽にしたい。
そんな自分には、ある程度の数の物が必要であることが分かりました。
そのため、何でも極限まで物を減らすミニマリストではなく、好きな物や必要な物は適度に数を持つゆるミニマリストに。
何でもほどほどな「ゆるミニマリスト」は、自分にとても合っていました。
暮らしが楽に豊かになった
ミニマリスト生活において物を減らすことで、暮らしや家事が楽になりました。
ただ単に物の数を減らすのではなく、自分の人生が豊かになるか・快適になるかということを最優先して物と向き合うようにしています。
そのため、物を徹底的に減らすミニマリストを目指していた頃に比べると、物の数は増えました。
家族が増えたことも原因の1つですが、最も大きな要因は楽を優先して時短家電や便利グッズを積極的に活用するようになったから。
物が増えた分、物を所有する負担も増加したのは事実。
しかし、物を所有する負担を上回る「暮らしが楽になる」という大きなメリットがありました。
おかげで、とっても快適に豊かに暮らせています。
自分の時間も増えて心のゆとりもでき、家族と笑って過ごすことが増えました。
人間関係の悩みが減った
人間関係は、極端に減らすのではなく広すぎず狭すぎずをモットーに。
今の人間関係の中で本当に大切にしたいと思う人に、時間・労力・お金を費やしています。
また、新たな人間関係は、本当に仲良くなりたいと思った人には労力や時間を注ぎ、そうでなければ浅く付き合う。
人と良い距離感を保つようにしています。
ミニマリスト生活に置いて自分軸をしっかり持てるようになったこともあり、他人に振り回されなくなりました。
人間関係に悩むことが減ったのは、ミニマリスト生活の大きなメリットの1つだと実感しています。
《ミニマリストの末路を悲惨にしないためのコツまとめ》
- 完璧を求めず、ゆるくミニマリスト生活を取り入れるくらいがちょうど良い
- 自分なりの最低限を基準にして、自分流のミニマリストライフを確立させる
- 人と比較せず、自分を大切にする
- 物の数ではなく、快適さを最優先する
- 家族にミニマリズムを押し付けない
今回の記事は以上です。