投資信託なら、つみたてNISAでお得に運用しよう。しくみもシンプルで分かりやすい
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投資信託の運用ならつみたてNISAがおすすめ。シンプルなしくみで投資初心者でも分かりやすいです。

こんにちは!投資歴6年の節約主婦みえりんご(@mieringo1983)です。

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投資信託の運用におすすめな制度の1つが、つみたてNISA(ニーサ)

NISA口座で運用すると、運用中に得た利益に対して税金がかからないという大きなメリットがあり、コツコツ長期で資産形成するのに使わない手はありません。

しかし、つみたてNISAでは利用する上で制限があったりなど注意点がいくつかあります。

今回は、投資信託の運用におすすめ「つみたてNISA」についてご紹介します。

記事の内容がすぐ分かるもくじ

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NISA(ニーサ)口座は3種類

NISAとは少額投資非課税制度のことで、もともとイギリスで導入された「ISA」を参考にしたもの。

通常、課税口座で運用すると利益に対して税金がかかりますが、NISAを利用すると運用中の利益が非課税になります。

NISAには、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA(こども用)の3種類。

NISAとつみたてNISAは日本に住んでいる20歳以上の人ならだれでも利用できます。

ただし、一般NISAとつみたてNISAは併用できないため、1年ごとにどちらか1つしか選ぶことができません。

例えば、2020年分は一般NISA、2021年は一般NISA、2022年はつみたてNISA・・・という感じで1年ごとにNISA口座を選択します。

ジュニアNISAの対象は、日本国内に住む0歳から19才の人で、その両親や祖父母がこどもや孫のために運用する制度になっています。

一般NISA

一般販売されている投資信託のうち98%が一般NISAの対象。

非課税期間は最長5年。「丸」5年ではなく、「最長」5年です。

非課税期間のカウントは、投資した日からではなく投資した年の1月1日からの期間。

例えば、2018年1月、7月、11月のいずれの月に購入を始めた場合でも、非課税で運用できるのは2022年12月末まで。(2018、2019、2020、2021、2022年で5年)

また、NISAにはロールオーバー(新たなNISA口座に移して運用期間をさらに5年延長できる)という制度があり、しくみがやや複雑です。

対象商品上場株式、外国上場株式、ET F(上場投資信託)、海外ET F、株式投資信託、外国籍株式投資信託、REIT(上場不動産投資信託)など
非課税対象配当金、普通分配金、譲渡益
非課税期間最長5年
購入限度額年間120万まで〈最大非課税金額:600万(120万×5年)〉
新規投資可能期間2014年から2023年まで(2023年開始で最長2027年まで)
投資方法一括もしくは積立
ロールオーバーあり(非課税期間に+5年、最長10年の非課税運用が可能に)

つみたてNISA

つみたてNISAは、積み立て専用のNISA口座。

対象商品も厳しい条件をクリアした投資信託とETF(上場投資信託)に限られています。

しくみも簡単で、投資初心者でも利用しやすい制度です。

対象商品厳しい条件をクリアした投資信託とETF
非課税対象分配金、譲渡益
非課税期間最長20年
購入限度額年間40万まで(毎月3万3333円)〈最大非課税金額:800万(40万×20年)〉
新規投資可能期間2018年から2037年まで(2037年開始で最長2056年まで)
投資方法積立のみ
ロールオーバーなし

ジュニアNISA(未成年少額投資非課税制度)

ジュニアNISA口座を利用するには、ジュニアNISA口座と課税ジュニアNISA口座の2つが必要。

ジュニアNISA口座で購入・運用し、課税ジュニア口座では運用で得た配当金や分配金などを蓄えたり、運用資産を売却・解約して現金化して入金するときに利用されます。

18歳の年度末まではお金を引き出すことは出来ません。

ジュニアNISAは、一般NISAよりもしくみが複雑であり、制度上金融機関の変更はできません。

対象商品上場株式、公募株式投信など
非課税対象配当金、普通分配金、譲渡益
非課税期間最長5年
購入限度額年間80万円まで〈最大非課税金額:400万(80万×5年)〉
新規投資可能期間2023年まで
ロールオーバーあり(20歳になるまで非課税で保有が可能)
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投資信託の運用なら、つみたてNISAの方が簡単ラクでおすすめ

投資信託の運用には、一般NISAかつみたてNISAどちらを使ったらいいのか迷いますよね。

投資スタイルは人それぞれなので、一概に一般NISAとつみたてNISAのどちらが良いとは断言できません。

ただ、投資信託を運用する上で、できる限り時間や手間をかけたくないという人は、つみたてNISAがおすすめです。

つみたてNISAは、しくみも比較的簡単で、商品ラインナップも厳選されて選びやすく、投資初心者でも使いやすい制度になっています。

一方、一般NISAはしくみがやや複雑です。

一般NISAには、ロールオーバーというしくみがあります。

一般NISA口座での非課税運用期間の5年が経過すると、課税口座、もしくは新たな一般NISA口座に移す(=ロールオーバー)かを選ぶことができます。

ロールオーバーをすることで、非課税運用期間がさらに5年延長されます。

もし、ロールオーバーして新たな一般NISA口座に移す場合は、移す金額が年間上限額の120万を超えていればその金額をそのまま移して保有のみの運用で新たに購入することはできません。

移行する金額が120万円を下回る場合は、120万円から移行する金額を引いた金額分を、新たに金融商品の購入することができます。

例えば、移行金額が100万円だったら、20万円分の金融商品をさらに追加購入することが可能です。

ただし、ロールオーバーをする際には、その年に一般NISAを選択していて、かつ同じ金融機関で口座を開いていることが条件。

ロールオーバーの手続きをしなければ、自動的に課税口座に移されます。

一般NISAを5年間毎年利用して運用していた場合、5年を過ぎてから毎年ロールオーバーするかどうか考えて手続きをする必要があります。

例えば、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年の5年とも一般NISA口座を利用していた場合、2025年(2020年の一般NISA口座分)から2029年(2024年の一般NISA口座分)まで毎年ロールオーバーするか選択して手続きをしないといけません。

このように一般NISAを利用する場合は、いくらか時間と手間がかかります。

つみたてNISAの場合は、ロールオーバーというしくみはありません。

購入する金融商品を決めて積立の頻度や金額を設定してしまえば、ほぼほったらかしでOK。

また、つみたてNISAは、非課税期間は20年、最大投資金額が800万円と一般NISAよりも非課税期間が長く、投資可能額も大きいです。

投資信託は、長く時間をかけることで損をするリスクが小さくなり、ある程度の大きなリターンが期待できる長期投資向けの金融商品。

このような点から、ラクにしっかりお金を増やすなら投資信託の運用は一般NISAよりもつみたてNISAをおすすめします。

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つみたてNISAで投資信託を運用するメリット

つみたてNISAは、通常の課税口座(一般口座や特定口座)で運用するよりもお得なメリットがあります。

運用中の利益はずっと非課税

通常、課税口座(特定口座や一般口座)の場合、投資信託の運用で得た利益に対して20.315%の税金がかかります。

しかし、つみたてNISAの口座で非課税期間の20年間で運用して得た利益は非課税になります。

例えば、投資信託Aを課税口座で購入して100万円の利益が出た場合、20.315%の税金20万3150円がかかり、手元に残るのは79万6850円です。

しかし、つみたてNISAで投資信託Aを購入して100万円の利益が出た場合には、税金は全くかからないため100万円そのままもらえることになります。

また、投資信託は、運用中に得た利益を元本にプラスして、元本をどんどん大きくしていくことでお金を増やすパワーを成長させていきます。

運用中の利益に対して税金をとられるということは、元本の額を減らすことになり長期的にみるとお金を増やすパワーを大きく下げてしまいます。

税金がかからないということは、お金を増やす力をパワーアップします。

厳選された商品ラインナップで選びやすい

つみたてNISAで運用できる金融商品は、金融庁が提示した厳しい条件をクリアした株式投資信託(バランス型含む)、ETF(上場投資信託)〈株式のみ〉に限られています。

投資信託は6000種類以上とかなりたくさん。

しかし、つみたてNISAの商品ラインナップは、インデックスファンドが大部分。

インデックスファンドとアクティブファンドとは?
インデックスファンドとは、指数(その市場の状況を把握するために計算された数値)に連動した成果を目指して運用される投資信託のこと。リスクを小さくし平均的なリターンを得る運用をします。

アクティブファンドとは、インデックスファンドよりも大きなリスクをとって、平均よりも大きなリターンを目指した運用をする投資信託のこと。インデックスファンドよりも手数料が高め。

長期積立投資に適したものが揃っているので、投資初心者でも商品選びがラクにできます。

【つみたてNISAで投資できる投資信託やETFの主な条件】

・購入手数料が無料(ノーロード)※ETFの場合は1.25%以下

・毎月分配金を出さない
毎月分配金型は、分配金を元本にプラスして運用することができず複利効果を大きくできないため資産形成に適さないため。

・償還日までの期間は20年以上もしくは無期限

・信託報酬が一定以下

 A.指定された指数に連動するタイプの投資信託
 (インデックスファンド)
 国内資産を対象とするもの:0.5%以下
 海外資産または国内と海外の資産を対象とするもの:0.75%以下

 B.指定された指数に連動するタイプの投資信託以外の投資信託
 (アクティブファンド)
 国内資産を対象とするもの:1%以下
 海外資産または国内と海外の資産を対象とするもの:1.5%以下
 
 C.ETF
 0.25%以下
 

アクティブファンド(指定された指数に連動するタイプの投資信託以外の投資信託)では、上記の条件の他に、運用開始から5年以上経過、純資産額50億円以上、資金が安定的に入ってきているなどの条件がプラスされているため、対象商品の数はかなり限られています。

ちなみに、ETFの分配金は通常3つの方法で受け取ることが可能です。

・配当金領収書方式
ゆうちょ銀行や郵便局に収益分配金領収書を持ち込んで受け取る方法

・登録配当金受領口座方式または個別銘柄指定方式
指定した銀行口座で受け取る方法

・株式数比例配分方式
証券会社の取引口座で受け取る方法

このうちつみたてNISAの枠で分配金を非課税で再投資できるのは、株式数比例配分方式(証券会社の取引口座で受け取る方法)だけです。

それ以外だと税金がかかってしまうので注意が必要です。

ちなみに、つみたてNISAを利用する場合、各金融機関によって商品の取り扱いラインナップは異なります。

自分が運用したい投資信託の取り扱いがあるかどうか事前にチェックして金融機関を選ぶのがおすすめです。

ちなみにつみたてNISA対象商品は金融庁のホームページで一覧が見れます。

[つみたてNISA対象商品一覧はこちらから

100円から積立が可能

つみたてNISAの年間の購入上限金額は年40万円までと決まっていますが、最低積立金額は決まっていません。

最低積立金額は証券会社など金融機関によって異なります。

多くの銀行では1000円から積立できるところが多いです。

ちなみに、ネット証券の楽天証券やSBI証券ならなんと100円からつみたてNISAを利用することが可能。

100円から投資可能なら、気軽につみたてNISAをスタートできますよね。

楽天証券なら楽天カードクレジット決済の利用が可能

楽天証券では、つみたてNISA口座で楽天カードクレジット決済による積立設定が可能です。

楽天カードクレジット決済にすることで、投資信託購入金額1%分の楽天スーパーポイントがもらえます。

投資信託の運用で1%の利益を出そうと思っても、ある程度の時間が必要ですぐには得ることはできません。

しかし、楽天証券で楽天カードを使って投資信託を購入すれば、簡単に1%分の利益が得られるということ。

これはかなりすごいことですよね。

ちなみに楽天カードは新規申し込み&利用で5000円~分のポイントがもらえてかなりお得です。

楽天証券ならポイント投資も可能

さらに楽天証券では楽天スーパーポイントを使って、つみたてNISA口座内で投資信託を購入できます。

つまり、資金が0円でも楽天スーパーポイント(通常ポイントのみ)があればつみたてNISAを利用することができるということ。

ポイント投資ができることで、つみたてNISAの利用のハードルをグッと下げてくれてます。

楽天スーパーポイントは、貯める方法がほんとにたくさんあるので大量に稼ぐのもそれほど難しくありません。

ちなみに楽天証券は、ポイント投資の他にも、楽天銀行との併用で投資信託の運用でポイントが貯まったり、優遇金利が適用されたりとお得なサービスが豊富でかなりおすすめです。

一度設定すれば、ほぼ放置でOK

つみたてNISAは一度金融商品や金額を設定してしまえば、基本的にはほとんどほったらかしでOK。

年に1度のリバランスや、年齢を重ねてきたときにリスク管理をするためのアセットアロケーションをするくらいです。

リバランスとは?
運用して崩れた保有資産の割合をあらかじめ自分が設定したポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)に近づける作業のこと。
投資を始める際には、自分の許容リスクや目標リターンに合わせて、どの金融商品をどのくらいの割合で投資していくか組み合わせ(ポートフォリオ)を決めます。
リバランスの具体的な作業は、最初に決めたポートフォリオをもとに、増えすぎたものは売り、減りすぎたものは買い増ししたり、これから購入する配分を変更したりします。
アセットアロケーションとは?
自分のリスク許容度、目標、運用期間に合わせて、ポートフォリオ内の資産の割合をそれぞれ調整してリスクとリターンのバランスをとること。一般的に年齢を重ねるほどとれるリスクは小さくなるため、安全資産の割合を高くしていく。

つみたてNISAなら、時間や手間がほとんどかからずにお金が増える仕組みを作ることができます。

つみたてNISA口座内の商品はいつでも売却可能

つみたてNISAで運用した投資信託は、いつでも自由に好きなときに売却して現金化することができます。

ちなみに、つみたてNISAで購入した投資信託を売って現金化しても、その投資信託購入分の購入限度額の枠は復活するわけではありません。

20歳以上なら誰でも利用できる

つみたてNISAは、日本国内に住んでいる20歳以上の人なら誰でも利用することができます。

つみたてNISAで投資信託を運用するデメリット

つみたてNISAは利益が非課税になるというメリットがありますが、いくつか制限があります。

つみたて口座が利用できる(非課税期間)のは最長20年

つみたてNISAの口座が利用できる期間は最長で20年。

非課税期間のカウントは、投資した日からではなく投資した年の1月1日からの期間。

例えば、2020年1月、7月、11月のいずれの月に購入を始めた場合でも、非課税で運用できるのは2039年12月末まで。(2020~2039年で20年)

ちなみにつみたてNISAを新規で始められる期間は、2018年から2037年の間となっています。

非課税期間が終わると、自動的に課税口座の特定口座に払い出されます。

ちなみに、すでに証券会社や銀行などの金融機関の一般NISA口座や課税口座(特定口座、一般口座)で投資信託を保有している場合、それらの商品をつみたてNISAの口座に移し替えることはできません。

つみたてNISA口座内で新規で購入した分が、非課税の対象になります。

購入限度額は年40万円、分配金もカウントされる

つみたてNISAの購入限度額は年間40万円。

月々で考えると33,333円までとなっています。

分配金の再投資、リバランスやアロケーション調整のための購入分も限度額の40万円の枠にカウントされます。

ETFを購入した場合の購入手数料は、購入限度額に含まれません。

もし、スイッチング(投資信託の買い替え)するなら、購入限度額の枠から使ってやらないといけません。

スイッチングとは?
保有している運用資産を売ったり買い増ししたりして、資産配分を変更すること


購入限度額を効率よく利用するためには、スイッチングをすることは避けて、これから購入する割合を調整する方法でリバランスやアロケーションをしていく必要もあります。

このように分配金の再投資やスイッチングの分も購入限度額にカウントされるとなると、つみたてNISAの購入限度額はやや少なめです。

毎月きっちり購入限度額の枠を使って投資信託を購入し、分配金の再投資やスイッチングなどの作業によっては、年末の12月には積み立てできる限度額はごくわずかになる可能性も・・・。

ちなみに、購入限度額は一度商品を購入するのに使ってしまうと、たとえその投資信託を売って現金化した場合でもこの購入限度額の枠は消費されたままで元には戻りません。

また、1年間に40万円という購入限度額の枠を使い切らなかった場合でも、この使い切らなかった分を翌年に持ち越すことはできません。

そして、非課税なるのはあくまで新規で購入して運用したものだけ。

すでに証券会社や銀行などの金融機関の一般NISA口座や課税口座(特定口座、一般口座)で投資信託を保有している場合には、それらの商品をつみたてNISAの口座に移し替えることはできません。

損益通算と繰越控除ができない

つみたてNISAでは、損益通算と繰越控除はできません。(一般NISAも同様)

損益通算とは?
一定期間内の利益と損失を合算すること。
損失の繰越控除とは?
本年だけでなく翌年以降も損失を繰り越して税金を減らすこと。繰越控除は翌年以降の3年間にわたって可能。

通常、課税口座(特定口座や一般口座)での損失は、確定申告をすることでほかの金融機関で取引した投資信託などと損益通算することができます。

例えば、特定口座Aで投資信託の利益が50万円、特定口座Bで投信信託の損失が10万円だった場合、損益通算すると、利益50万円−損失10万円=40万円となり40万円が課税対象になります。

また、損益通算しても控除しきれない損失は3年間にわたって繰越控除が可能です。

しかし、一般NISA口座・つみたてNISA口座と特定口座との損益通算、繰越控除はできません

例えば特定口座の投資信託の利益が30万円、つみたてNISA口座で投資信託の損失が10万円だった場合、損益通算ができないので30万円そのままが課税対象になってしまうということになります。

つみたてNISA口座の金融機関の変更は1年に1回まで

つみたてNISA口座を利用する金融機関は1年ごとに変更が可能です。

例えば、2021年分のつみたてNISA口座の金融機関を変更する場合は、2020年10月から申し込みをすることができます。

また、保有している運用資産を新しい金融機関のつみたてNISAの口座に移すことはできません。

つみたてNISA口座の金融機関を頻繁に変更してしまうと、口座管理も大変になってしまいます。

効率的にお金を増やすためには、できる限り金融機関は変えないほうがおすすめです。

1年単位で、つみたてNISAか一般NISAのどちらか1つしか選べない

NISA口座はつみたてNISA、一般NISAのどちらか1つの口座しか1年の間(1月~12月)で利用することはできません。

変更したい年の前の年の10月から12月の間に金融機関で変更手続きをすることで、つみたてNISAから一般NISAへ、一般NISAからつみたてNISAへ変更することができます。

しかし、運用していた商品をNISA口座間でそのまま移管することはできません。

ただ、運用していた投資信託を解約する必要はなく、非課税期間内はそのまま保有するという形で非課税で運用することができます。

ただし、口座管理の点からみると、つみたてNISAか一般NISAかどちらか一方を利用すると決めて長期で運用していくのがラクでおすすめです。

購入方法は積立のみ

通常投資信託の購入方法は、自分のタイミングをみて購入する方法(スポット購入)と、毎月一定の金額を購入する積立の方法があります。

つみたてNISAの購入方法は、積立限定となっていて、自分の好きなタイミングで一括購入することはできません。

積立の間隔は、金融機関によって毎月、毎週、間隔月など決めることができます。

つみたてNISAで投資信託の始め方(楽天証券の場合)

つみたてNISA口座を開く金融機関選びはかなり大事です。

金融機関によって、最低積立金額、積立の頻度、商品の取り扱いのラインナップが異なります。

自分が運用したい投資信託があるかどうか、積立の頻度など自分の投資スタイルができるかどうか確認してから、金融機関につみたてNISA口座を開設するようにしましょう。

例として、楽天証券のつみたてNISA口座の開設、積立設定方法をご紹介します。

1.楽天証券でつみたてNISAの口座を開設する

楽天証券でつみたてNISAの口座を開設する方法はそんなに難しくありません。

ちなみにつみたてNISA口座を開設するには、同時に証券口座(特定口座や一般口座)の開設も必要となっています。

1.口座開設ボタンをクリック

楽天証券サイトへ行き、「口座開設」ボタンをクリックします。

2.必要事項を入力

申込フォームの画面になるので、必要事項を入力していきます。

今回は「楽天会員でない場合」の入力事項をご紹介します。

【楽天証券口座開設入力事項】

・名前

・性別

・生年月日

・住所

・電話番号

・メールアドレス

・楽天証券メール受信の申込の有無

・納税方法の選択
 確定申告は原則不要〈特定口座(源泉徴収あり)〉 、ご自身で簡易確定申告〈特定口座(源泉徴収なし)〉、ご自身で通常確定申告〈一般口座〉の中から選択

・NISA口座の開設の申込の有無
 つみたてNISA開設、NISA開設、開設しないから選択。

・楽天銀行口座の申込の有無

・個人型確定拠出年金iDeCoの申込の有無

・楽天FX口座の申込の有無
楽天FX口座では、外国通貨の売買が出来る

・信用取引口座の申込の有無
信用取引口座とは、証券会社に預けた資産の3倍の株式等を売り買いできる口座のこと。

・規約の確認

・本人確認書類の提出方法
スマートフォン(パソコン)で提出か郵送で提出か選択

つみたてNISA口座を開設する場合、「NISA口座の開設の申込の有無」で「つみたてNISA開設」を選択しましょう。

口座を開設する上で、どうしたらいいのか迷うのが「納税方法の選択」。

基本的には、「確定申告は原則不要〈特定口座(源泉徴収あり)〉」を選んでおけばOKです。

・一般口座
年間報告書がもらえない
確定申告必要


・特定口座
年間報告書がもらえる
源泉徴収あり→確定申告不要
源泉徴収なし→確定申告必要

投資信託を課税口座(一般口座・特定口座)で運用して得た利益には、年20.315%の税金がかかります。

投資信託にかかる税金は、本来自分で確定申告をして納めないといけません。

一般口座の場合だと、自分で1年間の利益や損失計算して確定申告をする必要があります。

しかし、特定口座を選択すれば、証券会社など金融機関の方で1年間の利益・損失を計算して年間取引報告書にまとめてくれます。

また、特定口座には、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」があります。

さらに特定口座の「源泉徴収あり」を選んでおけば、金融機関が自分の代わりに税金を納めてくれるため確定申告をする必要はありません。

特定口座の「源泉徴収なし」を選ぶと、年間取引報告書を利用して自分で確定申告をする必要があります。

ただし、特定口座の源泉徴収ありの場合でもデメリットはあります。

特定口座の源泉徴収ありの場合、利益が確定した時点でその利益に対する税金が引かれてしまうこと。

そもそも1年間の利益が20万円未満の場合は税金がかからず、確定申告をする必要はありません。

ちなみに、特定口座の源泉徴収ありを選んだ場合でも確定申告をすることができます。

例えば損失が出てしまったときに確定申告をしておくと、損益通算〈将来3年以内の利益と相殺して税金の金額を減らせる制度〉が利用できます。

ちなみに、楽天証券を利用するなら、楽天銀行の口座を持っておくのがおすすめです。

楽天証券と楽天銀行との口座連携で優遇金利が適用されたり、楽天スーパーポイントも貯まりやすくなります。

3.本人確認書類の提出

オンライン(申込フォーム画面によるアップロード)もしくは郵送で、運転免許証などの本人確認書類の提出をします。

4.IDやパスワードが記載された書類を受け取る

申し込み手続きをして通常1週間程度で、「ログイン情報のお知らせ」という書類が書留郵便で送られてきます。

5.ログインして初期設定をする

送られてきた「ログイン情報のお知らせ」を見ながら、初期設定をしていきます。

1.楽天証券にログイン

2.新しく設定するパスワードを入力

3.設定したい取引暗証番号を入力

4.アンケートに回答する

5.職業・勤務先情報の登録、上場会社の主要株主・大株主または元上場企業等の役員の登録、上場企業等の関係会社の登録、同居家族が上場企業にお勤めの場合の登録

6.国籍登録、居住地国確認、外国口座税務コンプライアンス法(FATCA(ファトカ))に関する自己宣誓

[初期設定の方法の詳細(画像あり)はこちらから]
https://www.rakuten-sec.co.jp/smartphone/guidance/

これで楽天証券の口座開設が完了し、つみたてNISAで投資信託を購入するための準備ができました。

2.つみたてNISA口座の積み立て設定をする

つみたてNISA口座での積み立て設定の方法の流れをご紹介します。

繰り返しになりますが、楽天証券では、楽天スーパーポイントを使ってつみたてNISA口座での投資信託の購入ができます。

【スマホでの設定方法】 1.楽天証券にログイン

2.「商品・サービス」→「NISA・つみたてNISA」の順にタップ

3.「選ぶ」タブをタップし、投資信託(ファンド)を検索して選ぶ

4.「積立注文」をタップ

5.積立金額、分配金コース、ボーナス設定の有無を入力して「次へ」をタップ

6.引落方法、積立指定日、を選択。ポイント利用する場合は「設定」から設定します。すべて入力したら「次へ」をタップ

7.増額の設定をしたら「次へ」をタップ

8.選択した投資信託(ファンド)の目論見書を閲覧後、「確認」をタップ

9.約款を確認し、「同意して次へ」をタップ

10.取引内容を確認し、取引暗証番号を入力して「注文する」をタップして完了。
積立設定方法詳細【画像あり】はこちらから

また、楽天証券では楽天カードを使ってつみたてNISA口座内での購入もできます。

購入金額の1%が楽天スーパーポイントとしてもらえるのでかなりお得です。

つみたてNISAでの投資信託運用の終わり方

つみたてNISAの非課税期間20年経った後は、自動的に課税口座に移されることになります。

課税口座に移された場合、非課税期間20年で得た利益はもちろん課税されず、課税口座で運用して得た利益分だけ課税されます。

つみたてNISAのベストな終わり方としては、必要になったときに必要な分だけを解約して現金すること。

ラクにお金を増やすためには、非課税期間の20年が終わる前でも、非課税期間の20年が終わって課税口座に移されても、必要資金以外は極力運用し続けることでお金を増やすパワーを育て続けることが大切です。

つみたてNISAよりもお得。投資信託の運用にはiDeCoもおすすめ

iDeCo(イデコ)は、国が支援している私的年金の制度。

自分で掛け金を出して、投資信託や定期預金などの商品ラインナップから自分で好きな商品を選んで運用します。

iDeCoは、つみたてNISA同様運用期間中の利益が非課税、さらに掛け金(投資信託などの金融商品の購入金額)が全額所得控除となるため住民税や所得税が安くなるいう大きなメリットがあります。

ただし、年金制度のため60歳までは原則引き出すことはできないのがデメリット。

そのためiDeCoは、60歳になる前に使うための資金の運用には向いていません

投資信託を運用するなら運用資産の使用目的に合わせて、iDeCoとつみたてNISAを使い分けて利用するのがおすすめです。

投資信託について詳しく知りたい方におすすめの記事と本

投資信託とは、株式や債券などいろんな商品を1つにまとめた金融商品のこと。

投資信託は購入するハードルが低く、個別の株式に投資するよりリスクが小さく、ある程度の大きなリターンが期待できるので投資初心者におすすめです。

投資信託のメリットやデメリットなどについてはこちらの記事に詳しく書いています。

投資信託について全く無知だったわたしは、まず本を読んで勉強しました。

ネットで調べて無料で学ぶのもおすすめですが、本だとより詳しい内容を知れたりするので1冊くらいは買って学ぶのも楽しいです。

わたしが実際に読んでみて、分かりやすかったり勉強になったおすすめの本は3冊。

図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! [ 山崎元 ]は、お金を増やすことにおいて重要なポイントがたくさん紹介されています。

とても薄い本で、字も大きく読みやすいです。

お金は寝かせて増やしなさい [ 水瀬ケンイチ ]は、投資信託の積立でお金を増やしていくことにおいて、勉強になることがたくさん書かれています。

安心して投資信託を積み立てていくうえで、そばに置いておきたい1冊です。

節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本 節約・貯蓄・投資の前に(前サブ) [ 泉美智子 ]は、その名の通り、お金の基本について幅広く分かりやすく書いています。

ラクに節約して資産を増やすためには、お金について知ることが必須。

お金の知識について分からないことがあれば、まずこの本を読んで勉強しています。

投資信託の運用に最適なつみたてNISAについて学ぶのにおすすめの本

つみたてNISAについて学ぶなら、税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「NISA」活用入門 / 竹川美奈子 【本】がおすすめ。

つみたてNISAはもちろんのこと、一般NISAについても詳しく説明されていてとても分かりやすかったです。

つみたてNISAでの投資信託の実績を公開

実際にわたしがつみたてNISAで運用している投資信託の成績は、毎月当ブログでご紹介しています。

《まとめ》つみたてNISAはしくみが簡単。投資初心者の投資信託の運用におすすめ

今回の記事のまとめです。

この記事で1番伝えたいこと
つみたてNISAはしくみもシンプルで使いやすく投資初心者におすすめ。投資信託の運用ならiDeCoとつみたてNISAを併用しよう

今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

アイキャッチ画像: りのっぴさんによるイラストACからのイラスト

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