
30代美容健康オタクミニマリスト主婦の日焼け止めの選び方と愛用品、そのほかの紫外線対策についてご紹介します。
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30代雪国ミニマリスト&節約主婦みえりんごのプロフィールとブログについて
しわ、シミ、たるみなどの顔の老け要因を作る大きな原因が紫外線。
紫外線による光老化は老化全体の8割を占めるともいわれています。
紫外線対策の代表格と言えば、日焼け止め。
個人的には、日焼け止めはスキンケアの中で最も重要視していてほぼ毎日塗るようにしています。
いつまでも若々しい美肌でいるためには、毎日肌に塗る日焼け止めの選び方はとても重要になってきます。
今回は、30代美容健康オタクミニマリスト主婦みえりんごの日焼けどめの選び方についてご紹介します。
記事の内容がすぐ分かるもくじ
- 1 日焼け(紫外線)が引き起こす肌老化はこんなにたくさんある
- 2 日焼け(紫外線)が怖いところは、対策をしなくても影響がすぐに現れない
- 3 紫外線の種類はおもに2種類
- 4 顔の日焼け(紫外線)対策は季節・時間・天気関係なくいつでも必要
- 5 日焼け止めは紫外線対策に有効だが、大きなデメリットがある
- 6 30代美容健康オタクなミニマリスト主婦の日焼け止めの選び方
- 7 美容健康オタクなミニマリスト主婦の顔の日焼け止めの塗り方
- 8 30代美容健康オタクなミニマリスト主婦が選ぶおすすめ日焼け止め
- 9 美容健康オタクなミニマリスト主婦の日焼け止め以外のおすすめ紫外線対策
- 10 《まとめ》ミニマリスト主婦の日焼け止めの選び方のポイントは、肌負担を最大限に減らすことと使い心地の良さ
日焼け(紫外線)が引き起こす肌老化はこんなにたくさんある
人の肌は生きていれば、必ず老化していきます。
肌の老化の原因は、酸化(呼吸やストレスなどによって生まれる活性酸素による老化現象)、糖化(体内のタンパク質と食事で摂った糖がくっついて体のタンパク質を劣化させる老化現象 )、ストレス、紫外線などいろいろ。
ざっくりと分けると、肌老化の2割が年齢による自然老化、8割が紫外線による光老化と言われています。
肌老化の原因を大きく締めるのが、年齢ではなく紫外線というのは意外ですよね。
それだけ紫外線による肌への影響が大きいということです。
紫外線による日焼けによって、肌や体に与える悪い影響はほんとにたくさんあります。
シミを作る
日焼け(紫外線)といえば、シミというくらい、シミは日焼け(紫外線)による肌老化の代表格。
紫外線が肌に当たりダメージが与えられると、 遺伝子が傷つくのを守るために、 表皮の最も奥にある基底細胞の核にメラニンが届けられて表皮細胞内に配られます。
メラニンは紫外線を吸収したり、散乱したりする働きがあります。
一旦メラニンが増えてもターンオーバー(肌の新陳代謝)がしっかり働いていれば、垢となって排出されます。
黒く日焼けしても時間が経てばもとに戻るのは、このおかげ。
ただ、肌が傷ついていたり弱っていてターンオーバーがしっかりしていないと、紫外線のダメージを受けやすく日焼けがシミの原因になってしまいます。
しわやたるみを作る
日焼けの原因である紫外線は、一重項酸素という活性酸素を発生させ、皮膚の奥の部分の真皮において、7割を占めるコラーゲンを傷つけたり減らします。
コラーゲンは肌のハリ・弾力を担っていて、傷ついたり減ったりするとシワやたるみを引き起こします。
せっかく綺麗な肌でも、顔にしわやたるみがあるだけで一気に老け感がアップ。しわやたるみは老け顔を作る名人です。
ちなみに、ブルーライトや近赤外線が肌にあたったときにも、一重項酸素という活性酸素が発生します。
眼だけでなく、肌の奥にある真皮まで届いてダメージを与える。
ブルーライトは、太陽光の他にパソコンやスマートフォンのLEDバックライトに使用されている。
紫外線やブルーライトよりも肌の奥まで到達して活性酸素を発生させしわやたるみの原因に。
太陽光意外にテレビやPC、赤外線カメラ、こたつから出ている
肌のキメがなくなる
紫外線による日焼けは、肌のキメをなくしたり荒くします。
肌のキメは美肌の必須条件。キメが荒くなると、肌が汚く見えてしまいます。
乾燥肌にする
紫外線による日焼けは、肌表面にある角質層にダメージを与え保湿力を低下させて、肌を乾燥させます。
肌が乾燥すると、肌は敏感になりダメージを受けやすくなって肌トラブルを引き起こすという悪循環に。
皮膚がんの原因に
紫外線による日焼けは、皮膚細胞の遺伝子を傷つけ皮膚がんの原因になります
交感神経を上げて、自律神経のバランスを崩す
自律神経は、私たちの心と体の健康に重要な役割を果たす神経。
自律神経は、活動時に優位に働く交感神経と、リラックス時に優位に働く副交感神経の2つがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、各器官・組織の働きを調節しています。
紫外線による日焼けは、自律神経の1つである交感神経を上げて自律神経のバランスを崩します。
自律神経のバランスが崩れると、血流が悪くなったり心身の体調不良につながります。
日焼け(紫外線)が怖いところは、対策をしなくても影響がすぐに現れない
紫外線による日焼けの影響は、やっかいなことにすぐには見えず後から急にやってきます。
だから日焼け(紫外線)は怖い。
昔からめんどくさがりなわたしは、美容大好きにもかかわらずズボラな性格だったため10代から20代前半は、ほとんどしっかりと顔の日焼け(紫外線)対策をしていませんでした。
紫外線が強い真夏でも日焼け止めを塗らず、外に出ることなんてザラにありましたね・・・。
10代~20代前半に顔の日焼け(紫外線)対策を怠ったツケが今来てて、頬骨の外のあたりにシミやソバカスがしっかりできてしまっています・・・。
特に毎日通勤で車を運転するためか、日光があたりやすい右頬に特に顕著に出ています。
それだけやっぱり紫外線による日焼けは肌老化の影響が大きく、また、時間をかけて肌老化の現象がでてくることを実感しています。
顔の日焼け(紫外線)対策がめんどくさいからと言って何もしないで放っておくと、10年、20年後の自分の顔が老けすぎて恐ろしいことになっているかもしれません。
紫外線の種類はおもに2種類
紫外線の種類はおもに2種類あります。
日焼けの原因である紫外線には、大きく分けて2つあります。
紫外線A波(UV-A)
地上に到達する紫外線のおよそ95%が紫外線A波(UV-A)。
紫外線A波(UV-A) は、年間の変動が小さく、冬でも夏の半分くらいの照射量があるときも。
特に多いのが3月から9月。
紫外線A波(UV-A) は、波長が長く雲や窓ガラス、カーテン、薄い衣服を通り抜けます。
皮膚の奥にある真皮にまで届いてしまうやっかいもの。
紫外線A波(UV-A)は、真皮にあるコラーゲンやエラスチンを壊しDNAを傷つけ、皮膚の弾力性を失わせてしわやたるみなどの老化を促します。
また、シミの色をさらに黒くしたり、皮膚の色を黒くします。
紫外線A波(UV-A)の怖いところは、弱い紫外線で浴びてもすぐには影響が出ないところ。
波長が長く肌の奥まで届くためお肌の細胞をジワジワと傷つけていきます。
紫外線A波(UV-A)の日焼け止めの指標は「PA」で表され、+~++++の4段階あります。(+が一番弱い)。
紫外線B波(UV-B)
春から夏にかけて照射量が大きく増えるのが紫外線B波(UV-B)。
3月~9月の間が多く、中でも7~8月がピークになります。
紫外線B波(UV-B)はエネルギーが強いため、短時間で赤く炎症を起こし日焼けさせます。
波長が短いので窓ガラスや衣服は通さず、皮膚の奥にある真皮までは届きません。
真皮までまだ届かないというのは、UV-Aによる肌への影響よりは少しましかな~という印象。
紫外線B波(UV-B)が与える肌への悪い影響としては、新たにシミやそばかすを作ったり、皮膚がんの原因になります。
一方で 紫外線B波(UV-B)を直接浴びることでビタミンDを合成できるという良い点もあります。
ビタミンDは、骨を丈夫にしたり乳がんなどを予防する働きもあります。
ビタミンDは、食事から摂るのには限界があり、合成のためには露出した肌にUVーBを浴びることが必要になってきます。
老けないオーガニック (美人開花シリーズ) [ 勝田小百合 ]では、1日10~20分程度、最低でも週3回の日光浴がおすすめされています。(P149 )
紫外線B波(UV-B)の日焼け止めの指標は、「SPF」で表され、最高は50+まであります。
顔の日焼け(紫外線)対策は季節・時間・天気関係なくいつでも必要
日焼けの原因である紫外線が多くなる特に気をつけるべき季節、時間帯、天気を調べてみました。
結論を先に言うと、結局のところ季節・時間帯・天気に関わらず日焼け(紫外線)対策は必要です。
季節や時間帯、天気によって変化はあるものの、ある程度の紫外線の量は常にあります。
また、紫外線A波(UV-A)に至っては、ガラスやカーテンも通り抜けるため室内にいても対策が必要です。
つまり1年中、外に出るときはもちろん室内にいるときでも、そのときの紫外線量に合わせながら紫外線対策をしておくべきということになります。
80歳までシミをつくらないでおこうと思うのであれば、日焼け止めを塗らずに、直射日光にあたっていい時間は、1日たった約3分だけです。(P204)きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい[柴亜伊子]
ちなみに、毎日の紫外線量は気象庁のホームページで確認することができます。
紫外線が多い季節:春から夏、秋冬も油断は禁物
紫外線A波(UV-A)、紫外線B波(UV-B)とともに多い3月~9月は、特に日焼け(紫外線)対策をしっかりするべき季節です。
特にピークになる7、8月は日焼け(紫外線)対策は必須。
ただ、秋冬でも油断は禁物。
冬は肌が乾燥して、外からの刺激から守るお肌のバリア機能が低下しがち。そのため紫外線の影響を受けやすくなっています。
紫外線が多い時間帯:午前からお昼
日焼けの原因である紫外線のほとんどが集中するのは、AM10時からPM2時。
この時間帯に長時間外出するときや日差しが差し込む室内にいるときには、しっかり日焼け(紫外線)対策することがおすすめです。
紫外線が多い天気:晴れの日以外も要注意
日焼けの原因である紫外線に気を付けるべき天気の日はもちろん晴れの日。
しかし、ついつい油断しがちな曇りの日や雨の日でもしっかり紫外線は降り注いでいます。
曇りの日でも晴れの日の約6割以上の紫外線の照射量があるそう。
雨の日でも晴れの日の5分の1の紫外線照射量があります。
きれいな肌をつくるなら「赤いお肉」を食べなさい [ 柴 亜伊子 ]によると、晴れの日の1分=曇りの日の1分半=雨の日の5分相当に値します。(P200)
つまり晴れの日はもちろんのこと、雨や曇りの日だからといって油断はできません。
日焼け止めは紫外線対策に有効だが、大きなデメリットがある
日焼け止めは、肌に塗るだけで紫外線対策ができる優れものです。
しかし、日焼け止めには、大きなデメリットがあります。
日焼け止めのデメリットとは、肌を老化させる強い力をもつ紫外線から肌を守るために、化粧水や乳液などの基礎化粧品に比べてたくさんの添加物が入っていることが多いということ。
日焼け止めを塗ることで、たくさん配合されている添加物が肌にとって刺激になり、かぶれたりして肌への負担となることも少なくありません。
また、たくさんの添加物が入っている日焼け止めは、たいていの場合しっかりクレンジングをしないとオフできません。
すると、洗浄力をアップするために肌に刺激や負担となる合成界面活性剤たっぷりのクレンジングが必要になったり、しっかり洗おうとしてゴシゴシ肌を傷つけることになり、さらに肌負担は増すことに。
このような肌への負担を考えると、日焼け止めは塗らなくて良いと言っている医師や専門家もいます。
そもそも、お肌にはもともとバリア機能という健康的な美肌を維持したり作る働きをもっています。
バリア機能は、肌表面にある角質層が担っており、お肌の水分蒸発を防いだり、紫外線を吸収・反射してお肌へのダメージを防止します。
肌が常に健康な状態でバリア機能がしっかり働いていれば、日焼け止めは必要ないのかもしれません。
ただ、わたしたちの肌は、ストレス、気温の変化、睡眠不足、栄養不足、運動不足などあらゆる要因によっていつでも健康をキープすることは難しい状態。
肌のバリア機能が弱まっていると、紫外線によるダメージをもろに受けることになってしまいます。
結局は、肌の状態や降り注ぐ紫外線量を考えながら、日焼け止めを使ったほうが肌にとって良いのか、それとも日焼け止めを使わないほうが肌に良いのかを考えて日焼け止めを使用していく必要があります。
紫外線の研究者の方々にたずねてみると、みなさん、「日本人の場合、15分以上あたるなら、日焼け止めはつけたほうがいいけれど、それ以下なら、付けないほうが肌のためにはよいと思う」と口をそろえておっしゃいます。(P88)「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法[宇津木龍一]
30代美容健康オタクなミニマリスト主婦の日焼け止めの選び方
肌負担を極力減らすための、30代美容健康オタクなミニマリスト主婦の日焼け止めの選び方です。
界面活性剤が不使用、もしくは肌に優しい界面活性剤を使用している日焼け止め
日焼け止めは、界面活性剤を使用しない、もしくは比較的肌に優しい界面活性剤を使用したものを選ぶようにしています。
界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせるための成分のこと。
界面活性剤は、体内の水分の蒸発や紫外線から肌を守ってる皮膚表面のバリア機能を壊す性質があります。
・カオチン(陽イオン)界面活性剤[強い毒性・高刺激性]
静電気防止と殺菌が得意
リンスやトリートメントによく使われる
・アニオン(陰イオン)界面活性剤[低毒性・低刺激性]
洗浄が得意で泡足ちが良い
主に洗顔料やシャンプーとして利用される。
石鹸は陰イオン界面活性剤。
・アンホ(両性)界面活性剤[ほぼ無毒性・無刺激性]
穏やかな洗浄・殺菌で低刺激。
ベビーシャンプーや食品に使われる
・ノニオン(非イオン)界面活性剤[ほぼ無毒性・無刺激性]
乳化が得意で、泡立ち控えめ。
洗浄補助剤や食品添加物として使用される安全性が高く、乳液やクリームなど肌に塗る化粧品に主に使われている。
肌のバリア機能のダメージを最小限に抑えるためにも、できる限り界面活性剤を肌につけることは避けるようにしています。
界面活性剤の一番のおすすめはレシチン。
角質層になじみやすく細胞間脂質と同じような性質を持っていて、保護効果があります。
肌のバリアを壊すことなく、むしろバリアを強化してくれます。
ナノ粒子が不使用の日焼け止め
ナノ粒子は、薄づきで白浮きしづらいというメリットがあります。
その一方で、ナノ粒子は皮膚細胞の隙間より小さい大きさのため、皮膚から経皮吸収される可能性や発がん性の疑いがある、肌につけると落としにくいというデメリットがあります。
安心して使うためにも、日焼けどめはナノ粒子不使用のものを選ぶようにしています。
紫外線吸収剤を使っていない日焼け止め
多くのケミカルコスメの日焼け止めに使用されているのが紫外線吸収剤。
紫外線吸収剤の主成分は、紫外線を取り込んで熱に変えたり、分子構造を変えるエネルギーに消費する化学物質。
紫外線吸収剤は、紫外線に当たることで吸収剤が有害な成分に変化して、肌を刺激し炎症を起こしたり、乾燥肌やアレルギーの原因になることもあります。
ノンケミカルの日焼け止めは、一般的にこの紫外線吸収剤を使用していないもの。
肌に負担をかけないように、紫外線吸収剤の代わりに紫外線散乱材を使用した日焼け止めを選ぶようにしています。
紫外線散乱材は、紫外線を跳ね返す成分で、代表的なものに酸化チタンや酸化亜鉛などがあります。
紫外線吸収剤の紫外線防御力は紫外線吸収剤に比べて劣りますが、肌負担はほぼゼロという意見もあるくらい肌に優しいものとなっています。
油脂や植物油が多くない、酸化しづらいオイルを使用している日焼け止め
オトナ女子のための美肌図鑑 (美人開花シリーズ) [ かずのすけ ]によると、植物油や油脂が多く入っているものは、日焼け止め効果が高くなる一方で、オイルが酸化しやすく刺激になり、皮膚に色素沈着することがあるそう。(P149)
日焼け止めは、できるだけ植物油などの使用量が少なかったり酸化しづらいオイルを使用しているものを選ぶようにしています。
光毒性のある成分不使用の日焼け止め
光毒性とは、肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与える性質のこと。
当然のごとく日焼け止めは紫外線に当たる環境において使用するもの。
肌に無駄にダメージを与えないためにも、光毒性のある成分が不使用の日焼け止めを選ぶようにしています。
石鹸で落とせる日焼け止め
日焼け止めは、クレンジング不要で石鹸で落とせるものを選ぶようにしています。
クレンジングは、肌のバリア機能を壊す界面活性剤がたっぷり使われているものが多いです。
また、日焼け止めを落とすことは肌をこする行為であり、クレンジングと洗顔と2度洗いするとその分肌への刺激も増えることになります。
クレンジング不要で石鹸でオフできる日焼け止めだと、落としやすく肌負担が少なくて済みます。
白浮きしない日焼け止め
日焼けどめの上からメイクすることが多いので、メイクの仕上がりを良くするためにも白浮きしない日焼け止めを選ぶようにしています。
成分も大事ですが、日焼け止めを塗った後の仕上がり感も大切にしています。
ベタベタしない軽い付け心地の日焼け止め
日焼けどめって付け心地が重いものも結構あるんですよね。
特にオーガニックや肌への優しさを考慮した成分でできた無添加コスメなどは、付け心地が重かったり、ベタベタするものが少なくありません。
肌が一日中ベタベタ重いと、なんだかずっと小さな不快感がつきまとっている感じ。
日焼けどめは肌への優しさも大事ですが、つけた時の心地良さはもっと大事にしています。
日焼け止めのSPFやPAの数値はこだわりすぎない
日焼け止めの紫外線ブロックの指標がPAとSPFです。
[PA]
紫外線A波の防止効果を示す数値。+、++、+++、++++の4段階。
[SPF]
紫外線B波の防止効果を示す数値。2~50+まで。日焼けするまでの時間を表す。
素顔で紫外線を浴びた場合、約20分で肌が赤くなる人が多いため、これをSPF1としています。
例えばSPF20の日焼け止めは、20分(=SPF1)×20=400分(6時間40分)。
つまり、SPF20の日焼け止めを塗ったときは、日焼けするまでにかかる時間が6時間40分ということになります。
数値が高いほど紫外線をブロックする防御率はもちろん高くはなりますが、実はそれほど差はありません。
紫外線の防御率は、SPF10からは微妙な違いで、SPF10で90%、20は95%、30は97%といった具合。30と50の違いは実はあまりありません。(P146)老けないオーガニック[勝田小百合]
つまりSPFの数値が大きくなっても防御率はほとんど変わらず、効果の持続する時間が変わるだけということ。
また、SPFが高くなるほど、肌への負担も高くなりがちです。
紫外線を効果的にブロックするためには、SPFの数値よりも1度に使用する日焼け止めの量の方が大切。
SPF検査時の日焼け止めは思っている以上にかなり多めに塗っています。
皆さんが塗っている量は、SPFなどの測定時の規定量の平均4分の1~2分の1というデータがあります。(P202)きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい[柴亜伊子]
美容健康オタクなミニマリスト主婦の顔の日焼け止めの塗り方
紫外線から肌をしっかり守るためにも、日焼け止めを使うときはとにかくたっぷり塗ることを心掛けています。
量をたっぷり塗ることで、紫外線から肌をしっかり守ることはもちろん、肌への摩擦が減り肌への刺激を少なくできます。
塗る回数も減るので、触れることで肌を傷める回数も減らせます。
顔の部分では、とくに頬と目尻のあたりをしっかり塗るようにしています。
[紫外線があたりやすい顔の部位]
1位:額
2位:鼻の頭
3位:目尻と頬骨の中央部
4位:頬骨の外側
1位と2位は皮脂の分泌も多く角質も厚めで、通常シミにもなりにくい部分ですが、問題は3位と4位です。目のまわりや頬は角質も薄く光老化しやすい場所。シミの7割は頬にできるとも言われます。(P142)老けないオーガニック[勝田小百合]
30代美容健康オタクなミニマリスト主婦が選ぶおすすめ日焼け止め
選び方の条件としてほぼクリアしている、30代美容健康オタク主婦愛用の日焼け止めをご紹介します。
ブルークレールのUVラグジュアリーデイクリームⅡ

1番のおすすめは、国産オーガニック化粧品ブルークレールの日焼け止め、UVラグジュアリーデイクリームⅡです。
天然の界面活性剤レシチンで乳化、酸化しにくいホホバ種子油がベース、光毒性のある成分やナノ粒子不使用、石鹸でオフできる、白浮きしない、軽い付け心地で皮膜感なしとほんとに文句のつけどころがほとんどない優秀日焼け止め。
また、UVラグジュアリーデイクリームⅡは、紫外線だけでなく、ブルーライト、近赤外線、花粉、PM2.5や埃などいろんな外からの刺激からお肌を守ります。
肌につけたときの皮膜感もなく、着け心地がほんとに良い。
もう5本以上はリピートしています。
UVラグジュアリーデイクリームⅡの初めてのお試しには、ブルークレールの国産オーガニック化粧品のトライアルセットがおすすめ。
ブルークレールの国産オーガニック化粧品のトライアルセットは、通常10,900円相当の商品ラインナップ10点が85%割引の1,580円で試せてかなりお得です。
わたしも、UVラグジュアリーデイクリームⅡの最初のお試しには、ブルークレールの国産オーガニック化粧品のトライアルセットを購入しました。
無添加工房OKADAの岡田UVミルク

ブルークレールのUVラグジュアリーデイクリームⅡ は品質も使い心地も良いんですが、値段がやや高めなのがデメリット。
お手頃価格でおすすめなのが、無添加工房OKADAの岡田UVミルクです。
ブルークレールのUVラグジュアリーデイクリームⅡ を使い始める前は、岡田UVミルクをずっと愛用していました。
岡田UVミルクはナノ粒子を使用しているというデメリットはありますが、あらかじめワセリンで肌を保護してから塗るようにして肌負担を対処。
岡田UVミルクは、肌への負担を考えた配合成分や使用感についてはお値段以上の日焼け止めです。
惜しみなくたっぷり使いたい子供の顔や体の日焼け止め用として使っています。
美容健康オタクなミニマリスト主婦の日焼け止め以外のおすすめ紫外線対策
いつまでも若々しい美肌を目指すために、日焼け止め以外の紫外線対策もしています。
ファンデーションはパウダータイプを選ぶ

顔に日焼け(紫外線)対策として、ファンデーションはリキッドやクリームではなくパウダータイプを選ぶようにしています。
パウダータイプのファンデーションは、パウダーというだけでも紫外線をブロックする効果があります。
さらにパウダータイプのファンデーションは、リキッドやクリームタイプに比べると、比較的肌に優しいんです。
リキッドやクリームタイプは肌のバリア機能(肌表面の角質層が担っている肌を保湿したり外の刺激から肌を守る働き)を壊す界面活性剤をたっぷり使っている場合が多い。
また、リキッドよりもパウダータイプのファンデーションのほうが肌に触れる面積が少ないです。
このような理由から、パウダータイプのファンデーションの方が肌へのダメージはリキッドやクリームに比べると小さいんです。
私が愛用しているパウダーファンデーションは、2つ。
1つがデイリー使いしているVINTORTE(ヴァントルテ)のミネラルシルクファンデーション。
バッチリメイクのときには、ETVOS(エトヴォス)のタイムレスミネラルファンデーションを使用しています。
(※今はタイムレスミネラルファンデーションは廃版になり、リニューアルしてタイムレスフォギーミネラルファンデーションとなっています)
エトヴォスは、肌への負担を考慮した配合成分でありながら、使い心地やメイクの仕上がりも文句なしに良いお気に入りメイクコスメ。
エトヴォスが初めての方には、ファンデーション、スキンケア、ヘアケアアイテムのセット5,500円相当が、なんと3,520円OFFの1,980円(税込)で試せるお得なスターターキットがおすすめです。
シンプルスキンケアでバリア機能を強化する
お肌のバリア機能が弱まっていると、紫外線による日焼けの影響を受けやすくなってしまいます。
バリア機能とは、お肌表面の角質層が担っている乾燥や外からの刺激から守る働きのこと。
バリア機能を強化するためには、質の良い睡眠・栄養のある食事・適度な運動を心がけること、そして必要以上にこすったり過剰なスキンケアをしないように心がけています。
肌トラブルを起こしやすい人やシンプルスキンケアを気軽に試してみたいという方には、キョウキオラトライアルセットがおすすめ。
キョウキオラトライアルセットについてくる、キョウキオラ化粧水と皮膚専門家開発したワセリンのドライスキンケアクリームは、配合成分が究極にシンプル。
肌トラブルを起こしやすい人は、基礎化粧品に配合されている様々な成分が刺激や負担となっている可能性大。
配合成分がシンプルなスキンケア化粧品を使うことで、肌刺激やトラブルの可能性を減らし肌負担を軽減しやすくなります。
また、肌負担が軽くなると、肌自身がもっている健康的な美肌を作り維持する働きが促されます。
キョウキオラトライアルセットは、キョウキオラ化粧水1本の値段でドライスキンケアクリームと化粧ポーチがついてきて得です。
美白・美肌をサポートする栄養素を摂る
肌のピークを過ぎている30代大人女子には、外からの日焼け(紫外線)対策だけでなく内側からのアプローチも大切。
日焼け止めなどの化粧品は使うことで必ず多少なりとも肌に負担をかけるというデメリットがありますが、美白に効果的な食べ物を摂ることは、食べすぎさえしなければメリットだけを得ることができると私は考えています。
紫外線対策に効果的なカロテノイド
カロテノイドは、野菜や果物などに含まれる赤、オレンジ、黄色などの脂溶性の天然色素。
カロテノイドは、紫外線を遮断することで肌を活性酸素から守る働き (抗酸化作用) があります。
普通に生きているだけで呼吸で取り込む酸素の約2%が活性酸素になる。
呼吸でできる活性酸素くらいなら体内酵素である程度無害化できるが、ストレスなどで増えすぎると体内酵素だけでは対処できない。
酸化の害をできる限り抑えるためには、体内酵素の働きを助ける抗酸化物質を食べ物から摂ることが大切。

カロテノイドは、主に皮膚に働くカロテン類(リコピンやβカロテンなど)と、主に目に働くキサントフィル類(アスタキサンチンやカプサイシン、ルテインなど)があります。
カロテノイドは脂溶性のため、油で炒めたり脂を含む食材と合わせると吸収力アップ。
またいろんな種類のカロテノイドを摂ることで相乗効果が生まれ、抗酸化作用を高めることができます。
[カロテン類]
・リコピン(赤い色素。抗酸化力はβカロテンより強い。紫外線のダメージを防いで肌を守る)
トマト、スイカなど
・βカロテン(体内でビタミンAに変換)
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤなど
・αカロテン(皮膚や目などの組織を酸化から守る効果はβカロテンの約10倍)
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など
[キサントフィル類]
・カプサイシン(辛み成分)
とうがらし、赤ピーマンなど
・アスタキサンチン(赤色の色素)
鮭、いくら、エビなど
・ルテイン(黄色の色素、紫外線や老化から目を守る)
ブロッコリー、卵黄、ほうれん草など
・ゼアキサンチン(黄色の色素、目の老化を防ぐ)
ブロッコリー、マンゴーなど
・βクリプトサンチン(黄色の色素、抗がん効果はβカロテンの約5倍)
みかん、柿など
美肌美白効果抜群!プロアントシアニジン

プロアントシアニジンは、黄色系統の色素であるフラボノイドの一種で、ポリフェノール(自分の身を守るために植物が光合成をすることでつくる色素や苦み成分)の一種。
青紫色の色素のアントシアニン類に属し、主に皮に含まれています。
プロアントシアニジンは、全種類の活性酸素を無害化したり、メラニンの生成、コラーゲン・エラスチンの破壊を抑えます。
老化防止効果の高い、美肌・美白にもってこいの栄養素。
ポリフェノールは水溶性で即効性はあるものの、摂取して3~4時感ほどですぐに排出されてしまうため毎食摂ることがおすすめです。
ぶどう、りんご、びわ、クランベリーなど
美白・美肌の王道ビタミンC

美白の栄養素の王道といえば、やっぱりビタミンC。
ビタミンCは、紫外線による皮膚のメラニン生成を抑制してメラニン色素を排出する働きがあります。
メラニン色素はしみやそばかすの原因。そのためビタミンCはシミを出来にくくしたり、出来たシミを薄くする効果が期待できます。
ビタミンCは、ビタミンEや葉酸といっしょに取るとより効果がアップします。
ブロッコリー、パプリカ、ゴーヤ、レモン、いちごなど
鶏・牛・豚レバーやブロッコリー、ほうれん草、アスパラなど
ビタミンCの摂り方としては、一度にまとめてでなく、毎食こまめに摂るのがおすすめ。
一度にたくさん摂っても、体で十分吸収されずに尿として流れ出てしまうので、もったいないです。
また、温度や湿度、光や紫外線の影響を受けやすく、水にも溶けやすいというとてもデリケートな性質。
できるだけ生で摂ったり、皮をむいたらすぐ食べるなどして、効率よくビタミンCを摂れるようにする工夫が必要です。
強い抗酸化力で紫外線からお肌を守るビタミンE
「若返りビタミン」と言われるほど老化防止に役立つ強い抗酸化力をもつビタミンE。
老化の原因となる過酸化脂質の害を防ぎます。
ビタミンEは、主に細胞膜に存在して、不飽和脂肪酸を活性酸素から守る働きをします。
細胞膜の構成成分で、体に弾力を与える不飽和脂肪酸が酸化されると過酸化脂質に変化。
過酸化脂質は細胞を破壊して老化や病気を促す。

ビタミンEは、肌の抗酸化力を高め、紫外線などの刺激からお肌を守り、シミやしわができにくい肌をサポート。
またビタミンEは、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促進します。
ターンオーバーが乱れると、メラニン色素がうまく排出されずにシミやそばかすができやすくなってしまいます。
うなぎのかば焼き、アーモンド、ヘーゼルナッツ、かぼちゃ、ほうれん草など
ビタミンEは、ビタミンCやセレンと一緒に摂ることで、ビタミンEのもつ抗酸化力がアップします。
アジ、カキ、カレイ、カツオ、サバ、卵、ほたて、まいわしなど
日焼けをしたら、しっかり冷やす
日焼けは炎症の1種で、やけどと同じようなもの。
日焼けした肌を冷やすことは、炎症を鎮めるのに役立ちます。
紫外線を浴びると、肌の中に神経伝達物質であるヒスタミンが放出されます。
ヒスタミンはメラニンをつくる色素細胞のメラノサイトを攻撃するため、メラニンが次々に作られてしまいます。
メラニンは紫外線から肌を守る大切なもので、早く代謝されて垢となって排出してしまえば何の問題もありません。
ただメラニンがたくさん作られすぎてしまうと、メラニンが皮膚に長期間とどまりシミの原因になりかねません。
肌を冷やすことで、メラニンをたくさん作る原因となるヒスタミンの放出を抑えることが出来ます。
紫外線ブロックできる帽子をかぶる

めっちゃアナログな方法ですが、かぶるだけのラクちん顔の日焼け(紫外線)対策。
ちょっと散歩するときや車の運転中には帽子をかぶるようにしています。
ちなみにきれいな肌をつくるなら「赤いお肉」を食べなさい [ 柴 亜伊子 ]によると、紫外線防御効果帽子をかぶることで直射日光の9割以上はカットできますが、紫外線防御効果は半分ほどだそう(P204)。
たとえ帽子をかぶっていても、日焼け止めなどほかの日焼け(紫外線)対策は必須ということですね。
わたしが使っている帽子は、老けないオーガニック (美人開花シリーズ) [ 勝田小百合 ]で紹介されていたサンバリア100の帽子。
値段はお高めですが、紫外線、可視光線、赤外線を100%カットする生地で作られている優れものです。
サングラスをする
まだ実際にやってはいないんですが、これから顔の日焼け(紫外線)対策として購入しようとしているのがサングラス。
目に紫外線があたることで、お肌が紫外線から身を守ろうとして皮膚のメラニンが増えます。
そのため日焼け(紫外線)対策として有効なのがサングラスをかけること。
サングラスと言えばレンズは黒いものを選びがちですが、レンズの色が濃いと紫外線を吸収しやすくなってしまうため、薄い色のレンズを選ぶのがベスト。
またレンズの大きさが小さいと横から紫外線が入ってきてしまうので大きめがおすすめです。
サングラスもまた、 老けないオーガニック (美人開花シリーズ) [ 勝田小百合 ]で紹介されていた眼鏡のアイガンのサングラスが気になっています。
メガネの愛眼のUV420+美肌シリーズは、紫外線約100%・ブルーライト約40%・HEV光線約94%・近赤外線約70%カットしてくれます。
《まとめ》ミニマリスト主婦の日焼け止めの選び方のポイントは、肌負担を最大限に減らすことと使い心地の良さ
今回の記事のまとめです。
今回の記事は以上です。