
ロングヘア30代主婦の湯シャンを3年続けてみて分かったことすべてをご紹介します。
fa-arrow-circle-down初めての方はこちらもどうぞ
家事ミニマリストみこのプロフィールとブログについて
髪や頭皮に良いと知り、肌断食とともに始めた湯シャン。
ロングヘアで髪の量が多いわたしでも、なんとか自分なりに工夫やコツをつかみ3年間湯シャンを続けられていました。
が、あることがきっかけで3年間続けた湯シャンはすんなり幕を下ろすことに。
今回はロングヘアのわたしが3年間続けた湯シャンの効果はどうだったのか、そして3年続けたうえあっさりやめてしまった理由についてご紹介します。
記事の内容がすぐ分かるもくじ
- 1 湯シャンはどうして頭皮に良い?
- 2 ロングヘア主婦が湯シャンで得たメリット
- 3 ロングヘア主婦が湯シャンで感じたデメリット
- 4 べたつき臭い対策のためのロングヘア主婦の湯シャン続けるコツ
- 5 べたつきや臭いはいつまで?ロングヘア主婦の湯シャンの経過と結果
- 6 ロングヘア主婦の湯シャンをした結果:髪や頭皮の状態の画像
- 7 ロングヘア主婦が臭いやべたつきになんとか克服した湯シャン。3年続けたのにあっさりやめた理由
- 8 ロングヘア主婦が湯シャンに断念した結果、臭いやべたつきが気にならない「シャンプーを減らすヘアケア」へ移行
- 9 湯シャンと同時期に肌断食(スキンケアを使わない美容法)にも挑戦。気になる肌の結果は?
- 10 《まとめ》30代ロングヘア主婦が湯シャンを続けた結果、シャンプーを減らすヘアケアに落ち着いた。匂いやべたつきが気になるなら短髪がおすすめ
湯シャンはどうして頭皮に良い?
わたしが湯シャンを始めたきっかけの1つは、1冊の本でした。
シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった! [ 宇津木龍一 ]を読んでシャンプーによる負担について知ったからです。
シャンプーは、メリットがある一方で頭皮や髪へのデメリットもあるのです。
頭皮などの皮膚は排泄器官のため自浄作用を持っていません。
そのため、わたしは口から食べるもの以上に皮膚や頭皮につけるものには気をつけるようにしています。
ロングヘア主婦が湯シャンで得たメリット
湯シャンをすることでたくさんのメリットが得られました。
シャンプー代の節約になる
湯シャン中はシャンプーをどんどん使わなくなっていきます。
シャンプーはもちろんコンディショナーやトリートメントも使わないため、その分お金が節約できました。
お風呂場の掃除がラクになった
シャンプーを使わないと、お風呂場に置くものが少なくなって掃除しやすくなるように。
また、シャンプーやコンディショナーを使った後のお風呂のヌルヌル感がなくなるので、お風呂掃除がさらにラクになりました。
頭皮に安心感がある
シャンプーについて知ることによって、シャンプーをして髪を洗うことに抵抗を感じるように。
湯シャンはなんにもつけずにお湯だけ髪を洗うので、頭皮に何もつけていないという安心感がありました。
背中がザラザラしなくなった
湯シャンだけで髪を洗うと、 洗い流すときにシャンプーの成分がつかなくなるからか背中がいつのまにかザラザラ感がなくツルツルするようになりました。
髪がしっかり強くなった
柔らかくへなっとしていた髪が、湯シャンをするうちにしっかりコシが感じられるように。
また、枝毛もかなり少なくなりました。
ロングヘア主婦が湯シャンで感じたデメリット
湯シャンに慣れるまでは、いろいろとデメリットと感じることがありました。
臭いがしないか気になる
湯シャン中の髪は、慣れるまで匂いがすごく気になります。
わたしは結構鼻が鈍感なので、実際に普通に生活をしていて匂うことはありませんでした。
ただ、自分の鼻が利かない分、頭の近くに人が来るとかなりドキドキ。
「やばい、今匂ってないかな?臭くないかな?」と人が頭の近くに来るたびに、無駄な心的ストレスがありました。
ちなみに、ドライヤーで髪を乾かすと、部屋が頭皮の匂いですごいことになっていました。
髪のべたつきが気になる
個人的に、湯シャンをしている上で1番気になったのがベタつきです。
わたしは髪の量が多いほうなので、べたつきでぺったんこになってもそこまで気になりませんでした。
ただ、おでこにおろしていた短い前髪だけはすごく気になりました。
朝方はまぁわりと平気なんですが、午後になると前髪がぺったりとしてくるんですよね。
暑い夏のときだと汗のせいもあって午前中にぺったりすることも・・・。
前髪のべたつき感はかなりストレスでした。
前髪を長くのばしていて、ある程度ピンで留めたりまとめたりできる人にはそんなに気にならないことかもしれません。
ブラッシングが面倒
湯シャンに絶対必須なのがブラッシング。
湯シャン前にブラッシングをすることで、髪の汚れをしっかり浮き上がらせたり落とす必要があります。
髪をしっかりブラッシングしないと、湯シャンをしてもしっかり汚れが取れないです。
わたしは湯シャン前に100回は髪をといでいましたが、正直めんどくさかったです。
丁寧に洗わないといけない
湯シャンだとシャンプーを使わない分、しっかり丁寧に洗わないといけません。
髪の量が多くて長いため、めんどくさがりやのわたしには湯シャンがすごく疲れました。
シャンプーを使っていると、良くも悪くもシャンプーの洗浄力に多少なりとも頼れます。
そのため、手を抜いてもそれなりに綺麗になっている感じがするんですよね。
一方湯シャンは洗い方に手を抜くと、べたつきや匂いが顕著に表れます。
手を抜いた分べたつきや匂いが顕著にあらわれるからこそ、髪をしっかり洗おうという気になって頭皮や髪をしっかり綺麗にできるというメリットでもあります。
しかし、毎日しっかり手を抜かずに湯シャンをするというのは結構大変でした。
べたつき臭い対策のためのロングヘア主婦の湯シャン続けるコツ
できるだけシャンプーをしない髪でも不快感が出ず、湯シャンを長く続けるためにやったことをまとめました。
シャンプーの使用頻度を少しずつ減らす
最初から絶対にシャンプーを使わないとすると挫折してしまいます。
なぜなら、湯シャンをした髪の状態は今までシャンプーをしていたときと違うからです。
シャンプーを毎日していたときは、髪はサラサラでシャンプーのいい香り。
湯シャンをすると、シャンプーのいい香りはなく、髪のサラサラ感もなくどちらかというとしっとりするような感じ。
特に湯シャンを始めたばかりのころは、頭皮のかゆみ、べたつき、匂いなどが気になりました。。
いきなりまったくシャンプーを使わないようにするのは、かなりハードルが高いです。
わたしは、湯シャンの手始めとして、まずはシャンプーの使用頻度を減らしていきました。
最初は、週に1度湯シャンをするように。
湯シャンをする日は、明日はどこにも行かずに家にいるお休みの前日が多かったです。
たとえ湯シャンをして匂いやべたつきがあっても、人の目を気にすることなく過ごせるから。
シャンプーをしない状態の髪に慣れたら、週に2回、3回とどんどん回数を増やしていきました。
どうしてもべたつきや臭いが気になったときや、美容院ではシャンプーをしていました。
1年くらいはシャンプーの頻度を減らしては少し増やし、また減らしというのを繰り返して徐々に使用頻度を減らすように。
すると、いつの間にかほぼ毎日湯シャンを続けられるようになりました。
ちなみに当時主に使用していたのは、パックスナチュロンの石鹸シャンプーとリンスです。

パックスナチュロンのシャンプーは泡で出てくるので、いちいち泡立てる必要がなくめんどくさがりやなわたしにぴったり。
詰め替え用もあるので、節約主婦のわたしにとっては嬉しいです。
ちなみに今は髪も体も洗えるパックスナチュロンのボディーソープを愛用しています。
湯シャン前にはしっかりブラッシングする
湯シャンにおいてブラッシングは必須です。
めんどくさいからとブラッシングをしないまま湯シャンをしたら、しっかり汚れが落としきれずに髪のべたつきやにおいがひどくなってしまいました。
ブラッシングをするだけでも頭皮や髪の汚れがだいぶ落とせます。
そのため、湯シャンの前にはブラッシングは必ずしたほうが良いです。
わたしがブラッシング時に使用していたのは、ラ・カスタ のアラトギブラシ。
水洗いができないのが難点でしたが、それ以外は使い心地も良くお気に入りのブラシでした。

湯シャンの前のブラッシングは、100回はとぐように。
ブラッシングすると、ブラシが頭皮の汚れですぐに真っ白になっていました。
お湯でしっかり頭皮を洗う
夏などの温かい時期だと37℃(うちの給湯器の最低温度)、冬などの寒い時期だと雪国なので熱めの40℃くらいの温度で髪を洗っていました。
指の腹で優しくこすりすぎないように5分以上はかけてしっかり頭皮を洗うように。
ちなみにお湯だけでも汚れが落ちやすいように、ワックスなどの整髪料はつけないようにしていました。
根元から立ち上げてドライヤーで乾かす
湯シャンで洗った髪と頭皮は、タオルでしっかり拭くように。
髪がベッタリするのを少しでも防ぐために、髪の根元を立ち上げて髪の生えている流れとは逆方向にして根元にボリュームが出るように乾かしていました。
冬頑張って夏はほどほどに
夏は汗をかくのでただでさえ湯シャンでべたつきやすい髪がよりベタベタするのでわりとつらかったです。
夏は前髪をおろすことが、かなり難関でした。
冬は汗をほとんどかかないので、べたつき感がかなり少なく湯シャンでも過ごしやすくかったです。
湯シャンをラクに続けるには、べたつきにくい冬は頑張って湯シャンを続け、汗をしっかりかく夏場は湯シャンはほどほどにしてたまにはシャンプーを使うくらいのゆるいスタンスのほうが挫折しにくいです。
べたつきや臭いはいつまで?ロングヘア主婦の湯シャンの経過と結果
ロングヘアでも湯シャンを続けて3カ月を過ぎたころから少しずつ変化が見られるようになってきました。
始めた3ヶ月くらいまでが一番つらい
毎日湯シャンをするようになり、始めて3カ月くらいまでは慣れない頭皮や髪の状態がつらかったです。
ただ、このときはブラッシングの重要性があまり分かっておらず、あまりしっかりやっていませんでした。
ブラッシングをおろそかにしたせいもあってか 頭皮のかゆみやべたつき、フケや匂いがすごく気になりました。
髪はかなりベッタリしていて、サラサラなびくような感じは一切ありませんでした。
4ヶ月目ころから頭皮や髪に変化が
湯シャンを4ヶ月を超えたころには、フケやかゆみはほとんど気にならなくなりました。
このころからブラッシングの重要性に気づき、湯シャン前にしっかりとブラッシングをするように。
ブラッシングの効果もあってか、べたつきも始めたころに比べると少しずつ収まってくるようになりました。
髪を乾かしたときや、翌日の朝くらいまでは頭皮のべたつきもほぼ気ならず、頭皮に近いトップの髪の部分ふわっとボリュームが感じられるように。
ただ午後には前髪やトップの部分は、汗や皮脂汚れからかペタッとしてしまっていました。
このころは頭皮や髪の変化を実感することができ、湯シャンにやる気を感じるようになりました。
1年もすれば頭皮の状態はだいぶ快適に
こんな感じで不満ばかりありましたが、湯シャンを1年も続けるとかゆみやフケはほぼなし。
ベタつき感もあまり気にならなくなりました。
ただ、おでこにおろしている前髪のべたつきは夕方くらいなると出てきていて気になっていました。
匂いは完全に慣れてしまったせいか、自分的には気にならないよう。
頭皮の状態が改善されたのはもちろんですが、湯シャンの状態の髪に慣れたというのも大きいと思います。
シャンプーを使っていたころは、髪が柔らかくしなっとしていました。
そんなわたしの髪が湯シャンを始めて1年もすると、髪にコシやハリを感じられるようになっていました。
ロングヘア主婦の湯シャンをした結果:髪や頭皮の状態の画像
本格的に湯シャンを始めて1年たったころの髪と頭皮の状態です。

ややトップにべたつき感がありますが、ボリュームも感じられるようになりました。

ロングヘア主婦が臭いやべたつきになんとか克服した湯シャン。3年続けたのにあっさりやめた理由
湯シャンのメリットを感じ、頑張って3年間続けてきた湯シャンをあることがきっかけであっさりやめることになりました。
湯シャンをやめた理由は大きく2つあります。
夫に臭いと言われた
湯シャン後ドライヤーで髪を乾かしていると、旦那にめちゃめちゃ部屋が臭いと言われました。
でも、それはドライヤーの風が暖かいからちょっと臭く思えただけでしょ?と言い聞かせてばらくは湯シャンを続けていました。
でもやっぱり湯シャンを続けながらも、旦那の臭いという言葉はずっと気になっていました。
シャンプーしたときの爽快感がすごかった
臭いと言われていても続けていた湯シャンですが、あっけなくやめた最大の理由は「シャンプーをしないことに対してストレスを感じている」と気づいたから。
湯シャンをしていたときに、月に1~2回程度するシャンプーが爽快すぎて心からほんと気持ち良いと思っていました。
シャンプーをすることでこんなに爽快感を感じるということは、湯シャンをすることが実は知らないうちにストレスになっていたんだとあるときふと気づいたのです。
シャンプーは体に悪いから絶対使わない!と意地になってただけで、やっぱり湯シャンは自分の中で少し不快だなぁと思いながらやっていたんでしょうね。
美容や健康に良いものでも自分に合わずにストレスになっていては、その効果は半減してしまうはず。
やっぱり美容健康法を行う上で、精神面におけるところもかなり重要ですよね。
自分にとってストレスでない心地よいと思える美容・健康法だけをやろうと思い、湯シャンをやめることにしました。
ロングヘア主婦が湯シャンに断念した結果、臭いやべたつきが気にならない「シャンプーを減らすヘアケア」へ移行
湯シャンに断念した今は、シャンプーの回数を減らす「洗わない」ヘアケアをしています。
ロングヘアのわたしには、シャンプーをほぼ完全にやめるのではなく、ほどよく回数を減らすほうがストレスもなく合っていました。
湯シャンと同時期に肌断食(スキンケアを使わない美容法)にも挑戦。気になる肌の結果は?
そもそも湯シャンを始めたもう1つのきっかけが、肌断食でした。
肌断食とは、基礎化粧品を使わない(減らす)ことで肌自身がもっている健康に美しく保つ働きを最大限に引き出す美容法。
気になったわたしは、基礎化粧品をまったく使わない完全肌断食を1年間実践しました。
その後、ワセリンのみを使った肌断食にも挑戦。
肌断食をすることで得られるメリットはほんとにたくさんあり、肌断食の魅力にしっかりハマることに。
肌断食を美容に取り入れて10年経った今は、ゆるく肌断食をとりいれたシンプルスキンケアを続けています。
《まとめ》30代ロングヘア主婦が湯シャンを続けた結果、シャンプーを減らすヘアケアに落ち着いた。匂いやべたつきが気になるなら短髪がおすすめ
今回の記事は以上です。