ミニマリスト主婦の投資信託運用実績をブログ公開。低収入だからこそラクにお金を貯めるのに投資は必須
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心配性節約主婦が毎月積み立てている投資信託の実績をご紹介します。

こんにちは!ラクにお金を貯めたい節約主婦みこ(@mieringo1983)です。

初めての方はこちらもどうぞ
家事ミニマリストみこのプロフィールとブログについて

時間や手間をかけずにラクにお金を増やしたい人におすすめなのが、投資信託。

投資信託なら、一度積み立て設定してしまえばほぼほったらかしでOKの投資スタイル。

家事や育児、仕事に忙しい人でもむりなく続けやすいのが大きなメリットです。

ラクにお金を増やしたい節約主婦であるわたしも 7年以上コツコツと投資信託を積立購入。

心配性なわたしですが、投資信託は株式投資に比べると値動きが緩やかなためストレスフリーで続けられています。

今回は、ラクにお金を貯めたい節約主婦であるわたしが実際にやっている投資信託の実績、運用銘柄、利用している金融機関についてご紹介します。

記事の内容がすぐ分かるもくじ

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そもそも投資って何?始める前に知っておきたいこと

投資とは、金融商品を購入して保有・売買をすることで利益を得ようとすること。

利益を得ることを一番の目的としているため、実際に自分が払ったお金よりも利益が少なくなる、つまり損をするリスクがあります。

【投資の代表的な金融商品】

・株式
株式会社が資金を出してくれた人に発行する証券。事業を行うための資金調達に使われる。利益が出たときには保有株式数に応じて配当金がもらえる。株式会社は資金の返済の義務なし。リスク・リターンともに高い

・債券
国や企業などが資金の借り入れを行う際に発行される証券。満期になると資金は返済され利子がもらえる。リスク・リターンともに低い

・投資信託
株式や債券などいろんな金融商品をひとまとめに組み入れたもの。タイプにもよるが、リスク・リターンともに株式よりは低いが債券よりは高め

企業から発行される株式や債券などを投資家が購入することで、企業はその投資家から得た資金を使って商品やサービスを作り利益を得る。

そして企業が得た利益の一部を、投資家が配当金や分配金などとして受け取ることができます。

つまり、投資とは、企業の成長にお金を出すということでもあります。

海外商品は国内商品よりもリスク・リターンともに高い

海外を対象とした金融商品は為替レート(他の国の通貨に交換するときの取引価格)が影響します。

為替レートは、その国経済の状況などによって日々変動。

例えば、外国の債券や株式などを組み入れた投資信託では、投資家から集めた日本円をその国の通貨に両替して、また売るときにはその国の通貨から日本円に両替します。

その際の為替レートが同じということはなかなかありません。

購入時よりも売却時が円高であれば損をし、購入時よりも売却時が円安であれば得をします。

例えば、海外の金融商品100ドル分を購入し売却したとします。

購入時の為替レートが1ドル=100円、売却時の為替レートが1ドル=90円場合(1ドルに対して1円分の価値が高くなっているので円高)、購入時は10,000円(100円×100ドル)で支払い、売却時は9,000円(90円×100ドル)戻ってくることになり、1,000円損をします。

購入時の為替レートが1ドル=100円、売却時の為替レートが1ドル=150円場合(1ドルに対して1円分の価値が安くなっているので円安)、購入時は10,000円(100円×100ドル)で支払い、売却時は15,000円(150円×100ドル)戻ってくることになり、5,000円得をします。

このように、海外を対象とした金融商品は為替レートによる影響が大きいため、国内のものよりもリスクやリターンは高くなります。

投資することで得られる利益

投資によって得られる利益は、主に2つ。

金融商品を保有していることで定期的に得られる利益(配当金や分配金など)と、金融商品を購入時の値段より高い値段で売ったときに得られる差額(値上がり益や譲渡益と言われる)があります。

例えば、株式投資の場合に得られる利益は、配当金(会社が得た利益の一部を株主に支払うもの)、株式優待(株主優待へ送る無料の自社サービスなどのプレゼント)、譲渡益(値上がりしたときに元本を引いた分の差額)があります。

投資信託の場合の利益には、分配金(利益の一部を投資家に支払うもの)、譲渡益の2種類があります。

投資は儲かる可能性もあれば、損をする可能性もある

投資に利用できる金融商品は、銀行の預金とちがって、元本(自分が実際に払った購入資金)が保証されていません。

いわゆる「元本保証のない」金融商品です。

元本よりも減って損をする可能性(リスク)もあれば、大きく増えて得をする可能性(リターン)もあります。

基本的な投資のしくみとして、損をするリスクが大きいほど期待できるリターンが大きく、損をするリスクが小さいほど期待できるリターンも小さくなる傾向があり。

例えば、一般的に債権はリスクが低くリターンも低い、株式はリスクも高くリターンも高い性質があります。

投資で儲けたお金には税金がかかる

投資をすることで増えたお金は、そのままもらえるわけではありません。

運用して得た利益(配当金や分配金、譲渡益)の20.315%を税金として支払わなければなりません。

20.315%の内訳は、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%となっています。

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低収入ミニマリスト主婦だからこそ投資を始めた理由

少し前まで、投資なんて数十万とか数百万とかまとまった資金をもってるお金に余裕がある人がするべきものというイメージでした。

しかし今は、ありがたいことに誰でも投資をすることができる時代。

例えば、投資初心者におすすめな投資信託なら、100円からもしくはポイントを使って購入することもできます。

つまり、資金0円でも投資が始められるということ。

投資をスタートするハードルはかなり低くなっています。

特に、お金に余裕がないという人やもっと節約したいという人ほど投資はおすすめです。

わたしの場合、お金に苦しんでいたときに勇気を持って投資を始めたことで、お金が貯まりやすいサイクルを作ることができました。

お金が貯まりやすくなる

ラクにお金を貯めたいなら、勝手にお金が貯まっていくシステムを作ることが大切。

このお金が勝手に貯まっていくシステムを作れる方法の1つが「投資」です。

投資をすることで、自分の代わりにお金が働いてくれてお金を生んでくれます。

また、投資をすると、投資をすること自体が楽しくなるように。

投資商品のサイトの管理画面で、自分が購入した金融商品が利益が出ているのを見るだけでも、勝手にお金が増えていく楽しさや喜びを実感できます。

すると、もっとお金を投資に使いたくなるように。

私の場合、無駄遣いをやめて資金を作り出し、投資に使うようになりました。

投資をすることでお金がお金を生み出すシステムを作れただけでなく、投資をすることで節約意識がアップして浪費がなくなりました。

投資を実際に始めることで、無駄遣いがなくなる→投資資金を増やす→お金を増やすシステムがさらにパワーアップするという良いサイクルが出来上がります。

貯金だけでは自動的にお金が減っていく

日本人は、貯金が大好き。

日本人の個人金融資産は、現金・預金が1008兆円で全体に占める比率は52.9%となっています。

参考:日本銀行調査統計局「参考図表2019年第4四半期の資金循環」

今の状態だとお金を銀行に預けているだけで、お金の価値はどんどん減っていきます。

なぜなら、2013年1月にデフレからの脱却のため、日本銀行は毎年2%のインフレを実現させると公言しています。

デフレ、インフレとは?
デフレ(デフレーション)は、ものやサービスの価格(物価)が全体的に下がる現象のこと。インフレ(インフレーション)は、物価が全体的に上がる現象のこと。

つまり、毎年2%物価が上がるような経済の流れを作っていくということ。

物価が2%上がれば、今年100円で買っていたものが、翌年には102円出さないと買えなくなります。

つまり、1円の価値を安くする=円安を進めるということでもあります。

毎年インフレが2%進むということは、毎年銀行に預けているお金の価値が2%下がるということなのです。

日本銀行は、毎年物価を2%上げるためのいろんな金融政策を行なっています。

例えば、日本銀行は2013年4月の「量的・質的金融緩和」を期に、大量のお金を刷り続けています。

お金をたくさん刷れば、お金の価値をどんどん下げることができるため。

日本円の価値を下げて、円安による物価上昇を促そうとしているわけです。

その間、銀行に預けていた貯金は、「金額」としてはもちろん変わらないですが、お金の価値はどんどん減っていくことに。

また、2016年1月にはマイナス金利政策がとられました。

金融機関が日本銀行に預ける当座預金の一部で、金利をマイナス0.1%とするというもの。

今までは、各銀行は日本銀行の当座にお金を預けておけば金利分の利息がもらえていました。

しかし、マイナス金利政策が取られたことで、逆に各銀行側が日本銀行に預けたお金の額の0.1%を支払わないといけないことに。

今までは各銀行は、日本銀行に預けているだけである程度のお金が入ってきていました。

しかし、マイナス金利政策によって日本銀行からの金利収入がなくなり、銀行の経営は厳しくなるように。

すると、各銀行は、日本銀行の狙い通り、企業などへの融資や貸出を促進して市場にお金を回そうとします。

また、収入減を補うため、各銀行は預金の利息を減らそうという動きに。

そのため、今銀行の金利は超低金利でお金を預けていてもほとんど増えません。

ある大手銀行の定期預金の金利は、0.002%。

100万円預けてもたった20円しか利息がつかないのです。

そして、2016年9月 イールドカーブコントロールという金融政策が新たに打ち出されました。

簡単に言うと、今後物価が上昇して金利が上がっていくような場合でも、インフレが2%を超えて安定的な状態になるまでは金利を上げないようにするという政策。

つまり、銀行にお金を預けていてもこの先しばらくは金利は上がらないということです。

日本では、銀行にお金を預けていてもお金は増えない。

銀行にお金を預けるということは、投資で利益を得るチャンスを自ら捨ててしまっているとも言えます。

日本経済の中では収入がなかなか増えない

今までの日本では、高度経済成長期と呼ばれるほど経済が大きく成長し人口も増え続けていたため、資産運用としては銀行にお金を預けておけば十分でした。

ただ普通に働いているだけで給料は自然と増えていき、銀行の金利も高かったから。

しかし、今の日本は違います。

人口はどんどん減っていき消費者や生産者が少なくなり、少子高齢化によって経済はどんどん衰退していくと予想されています。

将来的に給料はほとんど上がることなく、普通に働くだけでは収入を増やすことは難しくなってきています。

また、銀行の金利は、ないに等しい低金利。

日本の銀行に預けていてもほとんどお金が増えることはありません。

しかしこのように人口減少が進んでいるのは、日本を含めたごく一部の先進国だけ。

世界的に見れば、多くの国では人口は増えていて経済もどんどん成長していっています。

お金というものは、お金が集まるところ、つまり経済が成長しているところで増えるという性質があります。

日本の銀行や経済でお金を運用するよりも、経済成長が見込める世界にお金を運用するほうがお金が増える可能性が大きいのです。

資本主義は自ずと成長していくしくみになっている

1802年から2001年まで、各国(米国、英国、日本、ドイツ)の株式の利回りは右肩上がりで推移してます。(参考:お金は寝かせて増やしなさい [ 水瀬ケンイチ ]P153.154より)

世界の株式が右肩上がりの理由は、世界のほとんどの国で資本主義経済のかたちをとっているため。

資本主義経済は自ずと拡大し成長し続けるしくみのため、資本主義経済を対象としている株式もおのずと成長し続けるということになるわけです。

資本主義経済では、企業が得た利益から労働者に賃金を払い、資本家に配当金として還元します。

すると、資本家はもっと儲けようとして企業にさらにお金を投資をする

労働者は賃金をアップのためにさらに労働を企業へ提供する

企業はさらに利益を増やそうと、より良い製品やサービスを生産する

企業の利益が増えれば、株価も上がり資本家による投資がどんどん増えていき、労働者への賃金も上がり消費欲もアップする

このように資本主義経済は、資本家、企業、労働者の間をぐるぐるお金が巡りどんどん成長し続けるサイクルになっています。

投資の主な対象は、世界における資本主義経済。

資本主義は自ずからどんどん成長していくしくみなので、長期で見れば運用成績は将来右肩上がりになると考えるのが自然

つまり、世界を対象に投資をすれば、ある程度の利益が見込める可能性が高いということです。

お金や経済の知識が深まる

実際に投資をすると、自然とお金や経済について興味が湧いてきます。

お金や経済について勉強する機会が多くなり、知識も深まるように。

わたしの場合、お金や経済のことを知ることで、お金を増やす方法や節約術について新たな発見を見つけることがよくあります。

お金や経済の知識を持っているだけでも、ラクにお金を貯めやすくなりました。

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ラクにお金を貯めたいミニマリスト主婦が投資する投資信託ってどんな商品?

ラクにお金を貯めたいわたしが投資しているのが、投資信託。

投資信託とは、いろんな国の株式や債権などいろんな種類の金融商品を1つにまとめたもの。

投資信託のことを、「投信」や「ファンド」とも呼びます。

投資家からの購入資金を1つにまとめて、投資の専門家が代行して株式や債券などに投資・運用し、得られた利益を投資額や運用成績に応じて投資家に分配。

いろんな国内債券を集めた国内債券ファンド、いろんな先進国の株式を集めた先進国株式ファンド、全世界の株式や債券を集めた全世界バランスファンドなどたくさんの種類の投資信託があります。

投資信託はいろんな金融商品の寄せ集めのため、投資信託を1つ買えば様々な金融商品に分散して投資することができるのが特徴です。

投資信託で得られる利益は2つ

投資信託は元本保証されていません。

つまり、購入した金額よりも得られるお金が下回ることもあれば上回ることもあります。

投資信託は、長期で保有して資産を増やしていくタイプの金融商品。

投資信託の投資方法としては、購入→保有→売却(投資信託の値段が上がっているときに売る)ということで利益を得ることができます。

投資信託に投資することによって、得られる利益は2つあります。

譲渡益(値上がり益)

投資信託は、債券や株式など値動きのある商品の寄せ集めなので、当然投資信託の価格も毎日変動します。

この投資信託の値段のことを「基準価格」と言います。

基準価格は、株式でいう「株価」みたいなもの。

純資産総額を投資信託の口数で割って計算され、多くの場合1万口あたりの資産の価値を表しています。

ただ、基準価格は株式のように一日中値動きがあるわけではなく1日に1回決まります。

通常では、投資信託ができたときの基準価格は1万円で、そこから増えたり減ったりを繰り返していきます。

この基準価格が自分が購入したときの値段よりも上がったときに売れば、その分の差を利益としてもらえます。

ちなみに、基準価格は、信託報酬(保有している間支払い続けないといけない手数料)がすでに引かれた金額となっています。

分配金

投資信託を運用することで得た利益を、投資家たちに分け与えられるのが分配金です。

投資信託によって、分配金が出る回数や分配金の有無について異なります。

投資信託の種類は目指すリターンによって2タイプ

大きなリスクをとって大きなリターンを目指すのか、それともリスクは小さくして手堅くリターンを目指すかによって、運用の仕方が変わってきます。

投資信託では、目指すリターンによってアクティブファンドとインデックスファンドの2種類に分けられます。

インデックスファンド

インデックスファンドは、リスクを小さくして平均的なリターンを得る運用をします。

インデックスファンドとは、指数に連動した成果を目指して運用される投資信託のこと。

指数とは、その市場の状況を把握するために計算された数値のことです。

具体的に言うと、その市場全体あるいは特定のグループの株価や時価総額などをまとめたり、平均化した数字のこと。

【指数の一例】

・日経平均
株価東証1部上場企業の中から225社の株式価格の平均

・TOPIX(トピックス)
東証一部上場の国内株式全銘柄の時価総額の合計

・ダウ平均株価
米国経済を代表する30銘柄の平均株価

たとえば、TOPIXが一日で3%上昇すれば、TOPIXに連動するインデックスファンドの基準価格も3%増えます。

つまり、インデックスファンドは、その連動している指数の市場そのものを表した商品とも言えます。

インデックスファンドは、このような指数に沿って機械的に運用。

インデックスファンドの運用成績は金融機関やファンドマネージャーの違いはほとんど関係なく、同じ運用成績になるようになっています。

機械的に運用されるので専門家による分析などは必要なく経費も抑えられるため、インデックスファンドの手数料は安いのが特徴です。

アクティブファンド

アクティブファンドとは、インデックスファンドよりも大きなリスクをとって、平均よりも大きなリターンを目指した運用をする投資信託のこと。

プロの専門家が、個別の会社や市場について分析したりするため人件費がかかり、インデックスファンドよりも手数料が高めです。

例えば、インデックスファンドの信託報酬は0.1〜0.4%がほとんどですが、アクティブファンドの場合は多くが1%〜3%となっています。

投資信託の運用に必要な口座

投資信託を運用するには、金融機関で口座を開く必要があります。

投資信託を運用するために利用できる口座には、いくつかの種類があります。

[口座の種類]

・特定口座
年間取引報告書が発行されるため、年間の利益や損失の計算の必要なし。特定口座では、源泉徴収あり(確定申告不要)と源泉徴収なし(確定申告必要)の2種類から選べる

・一般口座
年間取引報告書が発行されないため、自分で年間の利益や損失を計算して確定申告をする必要がある

・NISA口座
運用中の利益が非課税。非課税期間は最長5年(ロールオーバー含むと10年)、購入限度額は年120万

・つみたてNISA口座
運用中の利益が非課税になる積立専用口座。非課税期間は最長20年、購入限度額は年40万

投資信託の投資を始めるなら、つみたてNISAがおすすめ。

課税口座(特定口座や一般口座)では利益に対して20.315%の税金がかかるのに対し、つみたてNISAは運用中の利益が非課税。

しくみもシンプルで分かりやすいので投資初心者にもおすすめです。

あと、投資信託の運用には、私的年金制度のiDeCoもおすすめ。

iDeCoは、運用中の利益が非課税なことに加え、掛け金が全額所得控除となるため税金の節約までできます。

投資信託の投資の始め方から終わり方の流れ

投資信託の投資の簡単な流れです。

1.金融機関に口座開設の申込をする

基本的には、各社の口座開設書類やサイトの申込フォームに必要事項を記入し、免許証などの本人確認書類を提出するのが一般的です。

2.投資信託を購入する

口座開設が完了したら、投資信託を購入します。

【投資信託購入時に知っておきたい基本用語】

・購入手数料・・・投資信託購入時にかかる手数料。

・信託報酬・・・保有中に毎日差し引かれる手数料

・信託財産留保額・・・解約時にかかる手数料

・償還日・・・投資信託の運用を終了して清算する日

・為替ヘッジ・・・為替レートの影響による両替でおこる損得をなくす作業のこと

投資信託を購入するなら、一度設定してしまえば基本的にほったらかしでOKな積立購入がおすすめです。

その都度の購入ももちろん可能。

投資信託による投資は、購入したら基本的には保有するだけでOKの投資スタイルです。

3.資金が必要になったときに売却する

運用した投資信託は、課税口座(特定口座や一般口座)、NISAやつみたてNISAの場合いつでも売却して現金化することが可能。

ちなみに少しでも運用益を多くするためにも、売却方法は以下の2つがおすすめです。

・必要な分だけ取り崩す
必要なときに必要な分だけ運用資産を取り崩して、残りは引き続き運用。全額売ってしまうのではなく、少しでもお金を増やすために運用資産は極力残すようにします。

・定率で取り崩す
定額で取り崩すと、株価が低いときは多くの口数を売ることになり運用資産の減少を早めてしまうことに。定率で崩すことで株価が高いときには多くの口数を売り、株価が低いときは売る口数を少なくできます。

ただし、iDeCoは私的年金制度のため、基本的に60歳までは引き出すことはできません。

投資信託のメリット 

投資信託は、投資初心者にとって嬉しいメリットがたくさんあります。

ほったらかしOKの投資スタイル

投資信託による基本の投資スタイルは、購入→保有→売る(購入した値段よりも上がったときに売ることで利益を得る)だけ。

投資信託は長期保有することで大きなリターンを目指すタイプの金融商品。

そのため、投資信託による投資は、購入したらとにかく長く保有して資金が必要になったときに取り崩すというのが基本です。

ちなみに、投資信託で投資をするなら積立設定をするのがおすすめ。

投資信託で積立することを積立投信とも呼ばれます。

積立投信は、たくさんの投資本で着実に資産形成をするおすすめの方法として紹介されています。

積立投信だと、一度設定してしまえばほとんど何もすることなくほったらかしでOKなので、手間も時間もかかりません。

また、積立投信では一度に大量に購入するのではなく、購入時期を分散させて購入価格の平均を下げるドル・コスト平均法を行うことができます。

ドルコスト平均法とは、定期的に一定金額で同じ投資信託の購入を続けること。

例えば毎月1000円分ジュースを買うとします。

[1回目]
値段が100円のときは10本買えます。

[2回目]
値段が200円のときは5本買えます。

[3回目]
値段が500円ときは2本買えます。

このときのジュースの平均価格は、
(100円+200円+500円)÷3=約266円

このときの私の平均購入価格は、
(1000円×3回)÷(10本+5本+2本)=約176円

こんなふうに購入するタイミングを分散して購入することで、安い時にはたくさん買い、高いときには買う量を抑えられます。

購入タイミングを分散するドルコスト平均法は、平均価格よりも安く購入できる効果があるのです。

積立投資を利用すれば、いつ買えばいいか投資タイミングに悩む必要なし。

淡々とドルコスト平均法を行っていけば、お得に投資信託を購入していくことができるということなのです。

投資のプロでも、投資信託がいつ値上がりするか値下がりするのかというタイミングは確実には分かりません。

投資のタイミングを見計らうのはやめて、定期的にコツコツと積み立てるのがラクにお金を増やしていくには賢明です。

長期で投資すればしっかりリターンが得られる可能性が高い

投資信託の場合、コツコツと時間をかけて長期で積立金額を増やしていけば、銀行に預けるよりも大きく利益を得る可能性は高いです。

運用期間が5年程度の短期だと相場の上げ下げの影響によっては含み損になることも多々ありますが、20年も継続すればプラスの収益率に収斂していくことが分かります。

長期投資によって投資信託の利益を大きく得ることができる理由は、主に3つあります。

1つが、市場には平均回帰性があるから

平均回帰性とは、短期的には大きく変動しても長期的にみると平均値に戻っていく性質のこと。

この性質にならえば、市場には必ず誰も予測できないような価格の大きな変動がありますが、長期的にみれば平均値に立ち直るということになります。

2つ目が、長期投資では複利の効果を大きくすることができるから

お金が増えるしくみの計算方法としては単利と複利があります。

・単利
 元本に利息や利益を含まない計算方法

・複利
 元本に利息や利益を含む計算方法

投資信託の場合、運用して得た分配金を元本にプラスして再投資ができるため、運用期間が長くなるほど複利のパワーをどんどん大きくすることができます。

投資信託で利益を得るために長期投資が有効な理由の3つ目が、投資信託の投資対象が資本主義経済であるから

世界の多くの国では、資本主義経済のしくみをとっています。

資本主義経済では、個人や企業は利益を求めて良い製品やサービスを作り出し、お金を持っている資本家がそのために必要な資金を投資(=企業の所有)、そして労働者は個人や企業から労働することで賃金をもらいます。

良い製品やサービスがたくさん売れれば、資本家に儲かった分お金が配当され、個人や企業も利益が上がり、労働者への賃金もアップする。

すると、資本家はもっと儲けようとお金を投資し、個人や企業は利益をさらに出そうともっともっと良い製品やサービスを作ろうとするため、経済はどんどん発展し拡大生産し続ける。

このように資本主義経済は、おのずとどんどん成長していくしくみになっています。

地球全体で見ると、人口減少は日本などの一部の先進国だけで進んでいるだけで、地球全体の人口は増えています。

人口が増え続けていれば、資本主義経済は将来的にみれば拡大していくと考えるのが自然。

そんなおのずと成長していくシステムである資本主義経済に投資する投資信託の価格は、長期的にみれば右肩あがりになっていく可能性が高いです

さらに、投資信託は積立投資をすることで、購入金額を平均よりも安く抑えられるドル・コスト平均法を行うことができます。

このように投資信託は、時間をかけてコツコツと積み立てていけば十分大きな利益が期待できる性質を持っているのです。

キャッシュレス決済&保有でポイントがもらえる

楽天証券やSBI証券では、課税口座やつみたてNISA口座においてキャッレス決済で投資信託を購入することができ、さらにポイントまでもらえます。

楽天証券では、、楽天カードからチャージした楽天キャッシュ決済で0.5%、楽天カードクレジット決済で0.2%(一部のものは1%)のポイントがもらえます。(それぞれ月50,000円まで)

SBI証券では、三井住友カード決済で0.5%のポイント還元あり(月50,000円まで)

また、投資信託の保有でもポイントが貯まります。

SBI証券では、投資信託の保有残高に応じて、月額平均保有金額の最大0.25%ポイントがもらえます。

例えば、月間平均保有金額が1,000万円未満の場合、通常銘柄なら0.1%、SBIプレミアムチョイス銘柄なら0.15%のポイントがもらえます。

SBI証券の投資信託の保有で貯まる(投信マイレージ)の詳細はこちらから

No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券

楽天証券では、保有している投資信託の残高が月末時点で一定金額を超えた場合には、金額に応じて10〜500ポイントもらえます。

ただし、ポイント付与には、楽天銀行のハッピープログラム(会員ランクによる優遇サービス)へのエントリー&楽天証券のマネーブリッジに申し込んでいる人が対象です。

楽天証券投資信託の保有残高達成でポイントプレゼントの詳細はこちらから

ラクにお金が増える仕組みを作りながらポイントがもらえるのは、ラクにお金を貯めたいわたしにとっては大きなメリットです。

少額から購入できる

投資といえば、何十万、何百万単位のまとまったお金が必要というイメージですよね。

でも、投資信託なら多くのものが1000円単位から、わたしが利用している楽天証券やSBI証券ならなんと100円から購入することが可能。

まとまった購入資金がなくても、投資信託なら気軽に購入して投資を始めることができます。

ポイントで購入することができる

投資信託を購入してみたいけど生活費のやりくりで精一杯で投資資金がないという人には、ポイント投資がおすすめ。

ポイント投資なら、資金0円でもポイントさえあれば誰でも投資が始められます。

楽天証券では課税口座やNISA口座・つみたてNISA口座、SBI証券では課税口座、NISA口座においてポイント購入ができます。

分散投資ができる

投資信託は、債券や株式などいろんな金融商品を1つにまとめたもの。

そのため、投資信託1つ購入すればいろんな金融商品に分散して投資をすることができます。

また、国内債券ファンド、国内株式ファンド、先進国株式ファンドなど値動きが違ういろんな種類の投資信託を購入すれば、さらなる分散投資が可能に。

いろんな種類の投資信託を保有することで、分散して投資ができ値動きの幅がゆるやかになります。

運用する金融期間が破綻しても資産が守られるしくみになっている

投資信託に投資をする上で、関わってくるのが販売会社、運用会社、信託銀行の3つの機関です。

・販売会社
投資信託の取引をするときの窓口。
投資家とお金のやりとりをする。
販売会社が破綻しても信託財産に影響なし

・運用会社
投資家から集めたお金を運用。
運用会社が破綻しても信託財産に直接的な影響はなし

・信託銀行
投資家から預かっている信託財産を管理。
信託財産は信託銀行自体の財産とは別に管理することが法律で決められている。
そのため、信託銀行が破綻しても信託財産に影響はなし

投資から預かった信託財産(投資信託の資産)は、信託銀行が管理しています。

そのため、販売会社や運用会社が破綻しても投資した投資信託の資産には影響はありません。

また、資産を預けている信託銀行が潰れたとしても、信託財産は会社のお金と別に管理するように決められており、資産が守られる体制になっています。

投資信託のデメリット

投資信託を始める前に知っておくべきデメリットをまとめてみました。

保有しているだけで手数料がかかる

投資信託にかかる手数料は3つあります。

1.購入手数料
購入時に販売会社に支払う
購入手数料無料の投資信託はノーロードと呼ばれる。
販売会社によって手数料が異なる

2.信託報酬(運用管理費用)
保有中に毎日差し引かれる手数料。
多くの場合年間にかかる割合(%)で表される

3.信託財産留保額
解約時にかかる手数料。無料なものもあり。

購入手数料と信託財産留保額は、一時的な手数料なので長期投資という投資スタイルなら手数料の影響はそこまで大きいものではありません。

一方、信託報酬は投資信託を保有し運用している間は毎日払わないといけないため、長期投資における影響が大きいもの。

信託報酬は大きいほど、投資信託のリターンを下げる原因になってしまいます。

投資信託を選ぶときは出来る限り信託報酬の低いものを選ぶのがおすすめです。

利益に対して税金がかかる

通常、課税口座(特定口座や一般口座)で投資信託を運用する場合、利益(譲渡益や分配金)に対して20.315%の税金がかかります。

ただし、小額投資非課税制度のNISA口座・つみたてNISA口座や私的年金制度のiDeCoを利用すれば、運用中の利益に対して税金がかかりません。

すぐに大きな利益は得られない

投資信託は、株式や債券などいろんな金融商品を1つにまとめたもの。

それぞれ金融商品の値動きが違うので、個別株式に投資するのに比べてリターンやリスクも比較的小さいです。

そのため、投資信託はすぐには大きなリターンを得ることはできません。

大きく儲けるためには、ある程度の長い時間をかけることが必要。

ただ逆に言えば、時間を長くかければ投資信託でも着実にリターンが期待できるとも言えます。

リバランスやアセットアロケーションをする必要がある

投資は、お金を使う目的やどれくらいリスクをとれるかなどに自分に合った資産配分でおこなうことが大切です。

投資を始める際には、自分が投資する商品全体に対してどの金融商品をどのくらいの割合で投資していくか決めます。

この運用する金融商品の具体的な組み合わせのことをポートフォリオと言います。

稼いだ配当金を元本にプラスして再投資をしていくことを繰り返していくと、金融商品によって成績は違ってくるために、最初に決めた割合よりも大きく増えてたり減ったりします。

すると、自分があらかじめ決めた目標リターンやリスク許容度に応じて作ったポートフォリオからどんどんズレていって自分の思うような投資から離れていってしまうことになります。

自分が決めた投資スタイルを続けていくためには、定期的に保有資産を確認して最初に設定したポートフォリオと比べて崩れていないかチェック。

そして、大きく増えてしまった金融商品を売り、小さく減ってしまった金融商品を買い足して、もとの割合に戻すことが必要です。

このように崩れた保有資産をあらかじめ設定したポートフォリオに近づける作業のことをリバランスと言います。

例えば投資を始めたときに決めたポートフォリオが国内株式20%、国内債券10%、外国株式70%の割合で投資を始めたとします。

しかし、1年後自分の資産配分を見てみると、国内株式30%、国内債券5%、外国株式が65%になっていました。

リバランスの作業としては、国内株式を10%売り、国内債券を5%と外国株式を5%買うということをします。

また、長期で投資を続けていくと、当たり前ですが私たちはどんどん歳をとっていきます。

歳をとって自分が定めた時(例えば定年になったら、こどもが大学入学したらなど)まで運用する期間が短くなってくると、平均回帰(下がった分がもとの平均的な基準価格に戻ること)を得づらくなってきます。

つまり、歳をとるほど運用に対して大きなリスクはとれなくなるということ。

投資信託の運用で得た利益を効率よくしっかり得るためには、歳をとるにつれてリスクの大きい株式の割合を低くし、リスクが小さい債券の割合を高くして手堅い資産配分にしていく必要あり。

このように投資家のリスク許容度、目標、運用期間に合わせて、ポートフォリオ内の資産の割合をそれぞれ調整してリスクとリターンのバランスをとることを、アセットアロケーションと言います。

アセットアロケーションのタイミングは、何歳になったらとか、いくらになったらやるなどをあらかじめ条件を決めておいて、機械的に行うのがベストです。

投資のベストなタイミングというのは、プロでも至難の業。

余計なことは考えず、淡々とアセットアロケーションを行うようにしましょう。

ちなみに、バランスファンド(バランス型投資信託)なら、運用会社が定期的に自動的にポートフォリオ比率をキープしてくれるのでリバランスの作業は必要がないのでラク。

バランスファンド(バランス型投資信託)とは?
いろんな国の株式や債券などの様々な金融商品が組み入れられているタイプの投資信託。

信託報酬が高めというデメリットはありますが、時間や手間をかけずに投資をやってみたいという人にはバランスファンドがおすすめです。

わたしも投資デビューは、セゾン投信のバランスファンドから始めました。

セゾン投信は、顧客の利益を追求したスタイルの会社で、投資信託初心者におすすめです。

心配性でビビりなわたしでも、途中でやめてしまうことなく、投資信託による投資を続けてこれたのはセゾン投信のおかげと言っても過言ではありません。

失敗したくないミニマリスト主婦が投資信託の投資を始める前にやったこと

効率よくラクにお金を貯めるための投資スタイルを心掛けるうえで、やって良かったことをまとめてみました。

運用の用途を考える

まず最初に、投資信託で運用したお金を何に使うのかを考えます。

使用する目的によって、投資信託の運用をどの制度で利用すればいいかが変わってくるため。

ラクにお金を貯めたいわたしの場合、税制優遇がお得な順に、iDeCo(イデコ)、つみたてNISA(ニーサ)[もしくは一般NISA]、特定口座の順で優先的に利用していくようにしました

「iDeCo(イデコ)」→老後資金におすすめ

iDeCoは、国が支援している私的年金の制度。

自分で掛け金を出して、投資信託や定期預金などの商品ラインナップから自分で好きな商品を選んで運用します。

iDeCoは、掛け金が全額所得控除となるため住民税や所得税が安くなる、運用期間中の利益が非課税という大きなメリットがあります。

ただし、年金制度のため60歳までは原則引き出すことはできません。

月々の掛け金は最低5000円からで、上限額は個人事業主や会社員など職種によって異なります。

例えば、国民年金第一号被保険者(自営業や学生など)は月額68,000円まで、勤務先に企業年金や企業型DCがない会社員は月額23,000円まで。

iDeCoは公的年金に上乗せする制度なので、国民年金を滞納していたり免除を受けている人は利用できません。

iDeCoを利用するには、証券会社や銀行などiDeCoに対応している金融機関で申し込みをします。

「つみたてNISA(ニーサ)」→教育資金など将来の大きな出費におすすめ

つみたてNISAは、積立専用の少額投資非課税制度。

日本国内に住む20歳以上の人なら、だれでも利用できます。

つみたてNISAで購入できる商品は、投資信託とETF(上場投資信託)。

つみたてNISAの掛金の上限額は年間40万円までとなっており、運用期間は20年間でその間で得た利益は非課税になります。

iDeCoと違って、つみたてNISAはいつでも解約して引き出すことができるのがメリット。

ちなみに、上場株式や株式投信などを対象としたNISAという少額投資非課税制度もあります。

NISAは、掛け金の上限金額が年間120万円まで、非課税期間は5年となっています。

ただし、つみたてNISAとNISAは併用することが出来ないため、どちらか1つを選ぶ必要あり。

どちらのNISA口座でも利用するには、証券会社や銀行などNISA口座を開設できる金融機関で申し込みをします。

投資信託を運用する上で、つみたてNISAとNISAどちらが良いかはその人の投資スタイルによって変わってきます。

ちなみに、投資信託は期間を長くとるほど、損をするリスクが少なくリターンを大きく得られるというタイプの金融商品。

投資信託でコツコツと着実な資産形成をするなら、長期で積立ができるつみたてNISAがおすすめです。

「特定口座」→iDeCoとつみたてNISAで上限額を超えた分

iDeCoとつみたてNISA(もしくは一般NISA)で上限金額まで掛け金を出して、それでもさらに投資資金が余った場合、課税口座の特定口座で運用するようにしています。

課税口座の場合、掛け金に上限はありませんが利益に対して20.315%の税金がかかってきます。

【課税口座】

・一般口座
年間取引報告書が発行されないため、自分で年間の利益や損失を計算して確定申告をする必要がある

・特定口座
年間取引報告書が発行されるため、年間の利益や損失の計算の必要なし。
特定口座では、源泉徴収あり(確定申告不要)と源泉徴収なし(確定申告必要)の2種類から選べる

特定口座には、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」があります。

特定口座の「源泉徴収あり」を選んでおけば、金融機関が自分の代わりに税金を納めてくれるため確定申告をする必要はありません。

特定口座の「源泉徴収なし」を選ぶと、年間取引報告書を利用して自分で確定申告をする必要があります。

ただし、特定口座の源泉徴収ありの場合でもデメリットはあります。

特定口座の源泉徴収ありの場合、利益が確定した時点でその利益に対する税金が引かれてしまうこと。

そもそも1年間の利益が20万円未満の場合は税金がかからず、確定申告をする必要はありません。

ちなみに、特定口座の源泉徴収ありを選んだ場合でも確定申告をすることができます。

例えば損失が出てしまったときに確定申告をしておくと、損益通算〈将来3年以内の利益と相殺して税金の金額を減らせる制度〉が利用できます。

いくら投資するか決める

iDeCoやつみたてNISAには掛け金の上限金額があります。

どの制度で運用するか優先順位をつけたら、いくら掛けるか決めます。

基本的には優先度の高いものから上限金額いっぱいまで掛けて、それでも投資資金が余ったら次に優先順位の高いものに上限金額まで資金を投入するのがおすすめ。

例えば、私の場合は、1.iDeCo(毎月23,000円[上限額])、2.つみたてNISA(毎月33,333円)、3.特定口座(ポイント投資や余った資金)で優先度の高い順に利用しています。

不要なストレスを作らないためにも、投資は余裕資金でするのが基本。

余裕資金がない場合は、節約して資金を作り出すようにしています。

すでに家計を切り詰めていて節約するところなんて全くないという場合には、ポイント投資から始めてみるのがおすすめ。

ポイント投資なら、投資資金が0円でもポイントさえあれば投資を始めることができます。

投資信託でしっかり利益を得るためには、とにかく長く時間をかけることが大切。

できる限り早く始めることで、資産を増やすパワーを大きくすることができます。

買いたい投資信託をチェック&金融機関を決める

投資信託の運用に利用する制度を決めたら、次に購入したい投資信託をチェック。

ちなみに、iDeCo、つみたてNISA、特定口座は、それぞれ購入できる投資信託のラインナップが異なります。

また、利用する金融機関によっても、取り扱っている商品ラインナップが違います。

例えば、金融機関AのつみたてNISAの商品ラインナップでは取り扱いがある投資信託でも、金融機関BのつみたてNISAでの商品ラインナップには取り扱いがないという場合があります。

そのため、どの制度を利用するにしろ、どの金融機関の選ぶかはかなり重要

利用する制度において自分が運用したい投資信託があるか事前にチェックしてから、金融機関にiDeCoの申込やつみたてNISA、特定口座の開設を行うようにします。

商品ラインナップは、各金融機関のサイトなどでチェックすることができます。

ラクにお金を貯めたいミニマリスト主婦の投資信託の選び方

ラクにお金を増やしたい主婦であるわたしは、投資信託についていろいろ勉強。

学んだ知識を参考にして、投資信託を選ぶようにしています。

インデックスファンド

リスクをとっても大きなリターンを目指すのか、それともリスクは小さく手堅いリターンを目指すかによって、運用の仕方が変わってきます。

投資信託では、先に説明したように平均成績狙いのインデックスファンドと平均より上の成績を目指すアクティブファンドの2種類に分けられます。

わたしがメインで購入しているのは、インデックスファンド。

インデックスファンドを選ぶ理由は、アクティブファンドの多くはインデックスファンドに負けているという事実があるから

アクティブファンドがインデックスファンドに負けてしまう1番の理由は、手数料の高さ。

インデックスファンドは、機械的に運用されるので専門家による分析などは必要なく経費が抑えられるので、信託報酬(保有中にかかってくる手数料)が安いです。

信託報酬が安いということは、元本から減らされる金額が小さいため、元本を源とするリターンを得るためのパワーに与える影響も小さくなる。

逆に信託報酬が高いとそれだけ元本は大きく減り、リターンを得るための力が減ってしまうことになるのです。

いろんな国や種類のファンド

国や金融商品の種類によって値動きが違うため、お互いが打ち消しあって値動きを穏やかにしてリスクを下げることができます。

ちなみにインデックスファンドは、その指数の市場全体を表している商品のため、1つ買うだけでその市場全体に分散投資できます。

さらに、国内債券ファンド、国内株式ファンド、先進国株式ファンド、新興国株式ファンドなど種類や国の違う投資信託を購入することでさらなる分散投資が可能です。

また、どの種類の資産の投資信託を選び、どれくらいの割合で投資をしていくかが重要。

銘柄選択や投資タイミングではなく、資産配分によって投資成果がほぼ決まってしまうという研究結果も出ているそう。

さらに、先進国、新興国などいろんな国の投資信託を分散して購入することで、先進国だけ、新興国だけと特定の市場を購入するときよりもリスクを抑えることができます。

明確な定義ではないですが、先進国と新興国はだいたいこのように分けられます。

・先進国
経済発展が進んでいる国のこと。
アメリカやイギリス、ドイツ、フランス、日本など。

・新興国
先進国に比べると経済発展は遅れているが、将来的に大きな成長が見込める国のこと。
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカからなるBRICs(ブリックス)や、東南アジア諸国、アフリカ諸国などを加えることも。

ちなみに海外の商品は、為替レート(他の国の通貨に交換するときの取引価格)の影響を受けます。

為替レートは、その国の経済の状況などによって日々変動。

外国の債券や株式などを組み入れた投資信託では、投資家から集めた日本円をその国の通貨に両替して、また売るときにはその国の通貨から日本円に両替します。

その際の為替レートが同じということはまずないため、損をしたり得をしたりします。

先進国の経済や政治、通貨は比較的安定。

先進国の成長はやや減速していますが、日本よりは成長の可能性があるとされています。

一方新興国の経済や通貨は、先進国に比べると不安定で大きく値動きするため暴落する可能性が高くハイリスクハイリターンになりがち。

ただ新興国市場のものは先進国市場のものと値段の動き方が違うので、比率を小さくして資産に組み入れると、リスクを小さくしながらある程度の大きなリターンにつなげられます。

ちなみに、株式の投資におけるリスクには、市場リスク(市場全体に影響するリスク)と個別株リスク(その株独自のリスク)があります。

市場リスクは個人ではなかなかコントロール難しかったりしますが、個別株におけるリスクについては簡単に抑える方法があります。

その方法とは、市場にある全ての株の構成比率と同じポートフォリオにすること

ちなみに「現代ポートフォリオ理論」では、前提としている「効率的市場仮説(市場価格はすべての投資家の知識と期待を反映しているという理論)」が正しいとすると、世界市場のポートフォリオが最も効率的であることが数字的にも証明されているそう。

つまり、世界各国の株式時価総額と同じ比率でポートフォリオを組めば、最も効率的な資産配分ができるということ。

世界の地域別に株式市場の占める割合をみてみると、先進国北米62.0%、先進国ヨーロッパ16.0%、先進国アジア・パシフィック11.1%(うち日本6.3%)、新興国10.9%(2022.6時点)

参考:https://myindex.jp/global_per.php

およその割合にすれば、国内株式、先進国株式、新興国株式=1.8.1くらいの割合となっています。

わたしもこのマーケット・ポートフォリオの資産配分に応じて、ポートフォリオを作っています。

ちなみに、値動きの幅を抑えるなら、株式に債券などリスクの小さい金融商品をプラスして分散投資するのもおすすめ

株式に比べて、債券は値動きは穏やかでリターンもリスクも小さい金融商品です。

また、債権の値動きは株式のものと異なります。

株式の投資信託をベースとしたポートフォリオに債券の投資信託をプラスすることで、値動きの幅を抑えて損をするリスクを薄めることが可能。

債券にも株式と同様、国内や海外のものがあります。

海外債券の場合は、為替レートの影響を受けるため国内債権よりもリスクが高め。

また、金利平価説(どの通貨で資産を保有しても収益率が同じになるように為替レートが定まると主張する説)に習うと、外国債券のリターンは国内債券と変わらないと考えられます。

そのため、株式のリスクを薄めるために組み入れるのは国内債券のみで良いのではという意見も。

ちなみに、債券の価格は、金利が上がると下がり、金利が下がると債券の価格が上がるという動きをします。

日本では長く超低金利状態が続いていて、2016年以降日本の銀行はいわゆるマイナス金利政策をとっています。

超低金利という状態をみると、これ以上さらに金利が下がるよりも金利が上がる可能性の方が高いとみるのが自然。

これから金利が上がるということは、債券の価格はこれから下がっていく可能性が大きいということになります。

将来的に値段が下がる可能性大と分かっていながら、国内債券を購入するのはちょっと気が引けますよね。

金利状況が正常になるまでは国内債券の代わりに、個人向け国債やネット銀行の定期預金などで資産を運用するのもいいかもしれません。

信託報酬が低いもの

投資信託で儲けるなら信託報酬はかなり重要なポイント。

投資信託を運用する上で支払わないといけない手数料は3つあります。

1.購入手数料(購入時)

2.信託報酬(保有時)

3.信託財産留保額(解約時)

まず「1.購入手数料」についてですが、これは投資信託を購入するときに販売会社に支払う手数料のことです。

購入手数料は販売会社によって異なり、最大3%かかります。

この購入手数料が無料である投資信託のことを「ノーロード」と言います。

SBI証券や楽天証券などの手数料の安いネット証券では、ノーロードの取り扱いが多いです。

購入手数料は購入時だけにかかる一時的なコストのため、投資信託のリターンやリスクにそこまで大きく影響を与えるものではありませんが、安いに越したことはありません。

次に「3.信託財産留保額」についてですが、これは投資信託を解約するときに支払う手数料のこと。

解約時には投資信託に含まれる株式や債券を換金するためにコストが発生し、この換金する際のコストを解約者が負担するという意味合いがあります。

通常、投資信託を解約するときの基準価格に対して0.1〜0.5%の信託財産留保額がかかります。

信託財産留保額は、販売会社や運営会社に支払われるものではなく、投資信託の純資産にプラス。

投資信託の純資産が増えるということは、ほかの投資家に還元されるということにつながります。

つまり長期投資で長い期間保有する人にとっては、信託財産留保額はポジティブな手数料。

ちなみに、信託財産留保額はその投資信託の商品ごとに決まっているため、どこの金融機関で購入しても同じ率となっています。

そして投資信託で儲けるために一番のキーポイントとなる手数料が「2.信託報酬」です。

購入時にかかる購入手数料や、解約時にかかる信託財産留保額は一時的。

しかし、信託報酬は投資信託を保有している間毎日支払いをしないといけない手数料です。

投資信託を購入する際に信託報酬何%と記載されていますが、たいてい1年分の率となっていて、それを日割りで毎日払っていくことになります。

ちなみに、信託報酬はその投資信託の商品ごとに決まっているもので、どこの金融機関で購入しても同じ。

信託報酬が高いと、その分元本が少なくなってリターンを得るためのパワーを毎日じわじわとダウンさせてしまいます。

運用して0.5%のリターンを得るのはなかなか容易にできることではありませんが、投資信託にかかるコスト(信託報酬)を0.5%下げるのは、信託報酬が安い投資信託を選ぶだけで簡単にできます。

インデックスファンドは、基本的にインデックスに連動するもの。

対象のインデックス(指数)が同じなら、運用成績はだいたい同じです。

違う点は、信託報酬などの手数料くらいなので、安い手数料のものを選ぶのがおすすめです。

為替ヘッジなし

海外の投資信託を選ぶ際に必ず出てくるのが「為替ヘッジ」のありかなしか。

お金をしっかり増やすなら、為替ヘッジなしがおすすめです。

海外の投資信託は、為替レート(他の国の通貨に交換するときの取引価格)の影響を受けます。

投資信託で外国の資産を購入するときには、基本的に投資家から預かった日本円をその資産の国の通貨に両替して購入します。

逆に購入した外国の資産を売るときにはその外国の通貨で戻ってくるので、それを日本円に両替します。

買うときと売るときにの為替レートがまったく同じであれば何も問題ないんですが、そんなときはほぼなし。

為替レートの影響によって、買うときと売るときに通貨を両替をするだけで損をしたり得をしたりします。

為替ヘッジありの場合は、この為替レートの影響による両替でおこる損得をなくすようにしています。

先物取引や信用取引など特殊な方法を使いコストがかかるため、信託報酬が高くなる傾向に

ちなみに、そもそも為替レートの動きは予測不可能と言われています。

予測不可能なものに、コストをかけるのはあまり積極的になれません。 

為替ヘッジありの場合だとコストがかかる上に、いろんな通貨で分散させることによる為替レートの影響によって得られる利益も手放してしまうことに。

為替ヘッジなしの場合は、為替レートの変動による影響を受けますが、手数料も安いです。

また、いろんな国の通貨で運用することで、投資の分散効果がより後押しされ、為替レートの影響による利益を得られるチャンスもあります。

償還期間が無期限なもの

償還期間とは、投資信託の運用を終了して清算する日までの期間のこと。

投資信託でしっかりリターンを得られるように、償還期間が無期限のものを選ぶようにしています。

資産運用では、基本的にリターンとリスクは比例するもの。

つまり、大きなリターンを得たいなら、大きなリスクを負わないといけません。

しかし、投資信託の場合、運用期間が長くなるほど高いリターンを目標にしながらリスクを小さく抑えることができます。

長く保有することによってリスクは小さく、利益がマイナスで終わる可能性も小さくなるというデータも。

投資信託でしっかりリターンを得たいなら「長期投資」の条件は外せないもの。

逆に言えば、投資信託の償還期間が短いと、長期で投資をすることができず大きなリターンも期待できません。

分配金再投資タイプ

投資信託で得られる利益は、譲渡益(値上がり益)と分配金があります。

譲渡益は、投資信託の基準価格(投資信託の値段)が上昇することで得られる利益のこと。

分配金は、投資信託を運用する上で得た利益が投資家に分配されるもの。

定期的に分配金をもらえるのは嬉しいことではありますが、投資信託で儲けるなら分配金は受け取るのではなく再投資できる投資信託を選ぶのがおすすめです。

分配金を元本にプラスして再投資していくことで、複利のパワーが着実にアップしていき、得られる利益をどんどん大きくしてくれます。

【お金が増えるしくみの計算は2種類】

・単利
 元本に利息や利益を含まない計算方法

・複利
 元本に利息や利益を含む計算方法

また、分配金を受け取ると20.315%の税金がかかってしまうことに。

効率的にお金を増やすという点からすると、分配金を受け取ることは一見良いことのように思いますが、複利の効果をダウンさせてさらに税金まで取られてしまい逆にデメリットとなってしまいます。

ちなみに分配金には、普通分配金と特別分配金(元本払戻金)の2種類。

普通分配金は、投資信託を運用したことで得た利益の一部が投資家に支払いされるもの。

特別分配金(元本払戻金)は、投資信託の運用がうまくいっていないときに、元本の一部を取り崩して支払われるもの。

毎月分配型は元本を取り崩している場合がほとんどで、お金を増やす資産形成としてはおすすめできません。

積立設定ができる

ラクにお金が増えるしくみを作るためには、積立設定ができる投資信託を選ぶのがおすすめ。

1度積立設定すれば後はほとんど何もしなくていいので、ほったらかしでOK。

また、積立設定をすることで自動で、ドル・コスト平均法をすることができます。

ドルコスト平均法とは、定期的に一定金額で同じ投資信託の購入を続けること。

購入タイミングを分散するドルコスト平均法は、平均価格よりも安く購入できる効果があります。

投資のプロでも、投資信託がいつ値上がりするか値下がりするのかというタイミングは確実には分かりません。

ドルコスト平均法は、いつ買えばいいか投資タイミングに悩むことなく淡々と投資できるというメリットもあります。

純資産総額が大きく増え続けている

純資産総額とは、投資信託に組み入れられている株や債券などすべての資産の合計から、信託報酬などの手数料を引いたもの。

純資産総額は、多くの投資家が購入すると増えてたくさんの投資家が売ると減ってしまいます。

運用が始まったばかりの投資信託は別ですが、純資産総額が10億円を切るような小さいものは注意が必要です。

純資産総額が小さすぎると、運用が中止になって繰り上げ償還が行われる可能性あり。

繰上償還とは?
あらかじめ信託期間の期日が決まっていたり、無期限であった投資信託が運用を終了して、保有口数に応じて金額が償還金として換金されてしまうこと。

リスクを抑え大きなリターンを得るための効果的な長期投資を続けるためにも、純資産総額がある程度あるものを選ぶようにしています。

基本的には30億円、最低でも10億円。

また、純資産総額は急激に増えているものよりも、少しずつ増えるファンドのほうがベター。

純資産総額が少しずつ増えているということは、長い期間をかけてコツコツと資産形成をする投資家が買っている可能性が高いため運用が安定するからです。

ちなみに、投資信託の基準価格では、投資信託の良し悪しを比較することはできません。

基準価格とは、投資信託の値段のこと。

純資産総額を投資信託の口数で割ったもので、多くの場合1万口あたりの資産の価値を表しています。

投資信託ができて運用が始まったときは、たいてい1万円からスタートします。

基準価格の違いは、投資信託の運用がはじまってから今までで資産が増えたか減ったかを表しているだけ。

利益率には何の関係もなく、基準価格を比較して高い安いや損得を比較するものではありません。

補足:銀行や証券会社が積極的にすすめるものは選ばない

銀行や証券会社は、中立的な機関ではなく営利企業です。

銀行や証券会社が積極的に勧めてくる商品は、銀行や証券会社が儲かるもの。

わたしたち投資家にとってベストなものでないことも多いのです。

銀行や証券会社がおすすめしてくる投資信託は、鵜呑みにして購入するのではなく、自分でしっかり確認するようにしています。

ラクにお金を増やしたいミニマリスト主婦愛用の投資信託運用金融機関

利用している金融機関は楽天証券とSBI証券、そして初めての投資で利用したセゾン投信を愛用しています。

楽天証券は、つみたてNISA(現在積立分)、特定口座での投資信託の購入に利用中。

SBI証券はiDeCoと特定口座、セゾン投信はつみたてNISA(保有のみ)と特定口座を使っています。

楽天証券

楽天証券では、つみたてNISA(現在積立分)、特定口座を利用しています。

楽天証券では、楽天カードからクレジットチャージをした楽天キャッシュを使って投資信託の積立をすることで0.5%分のポイントがもらえます。(月50,000円まで)

また、楽天カード決済での投資信託の積立も可能。

購入金額の0.2%(一部銘柄は1%)のポイントがもらえます。(月50,000円まで)

さらに、保有している投資信託の残高が月末時点で一定金額を超えた場合には、10〜500ポイントもらえます。

楽天証券は、商品ラインナップも豊富で商品選びにも困りません。

楽天スーパーポイントを使ったポイント投資ができたり、購入価格は100円からと気軽に投資ができるしくみがあるのも嬉しいポイント。

お金が増える仕組みを作りながら同時に楽天スーパーポイントが貯まっていくので、ラクにポイ活したい私にはほんと嬉しいです。

ちなみに、楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジ(口座連携サービス)設定をすると、楽天銀行の普通預金の金利が通常の5倍の0.1%にアップ。(残高300万円以下の部分。300万円超える分は0.04%)

ちなみに、楽天証券で当月合計30,000円以上のポイント投資をすると、楽天市場でのポイント還元率が+0.5倍に。

ラクにお金を貯めるために、楽天サービスをフル活用するようにしています。

SBI証券

楽天証券と同じくらいおすすめなのが、SBI証券。

わたしは、iDeCoと特定口座、米国ETFの購入に利用しています。

SBI証券では、三井住友カードでのクレジットカード積立が可能。(※iDeCoは対象外)

月の限度額は楽天カードと同じ5万円ですが、ポイント還元率は0.5%と高めです。

さらに、SBI証券では、投資信託の保有残高に応じて、月額平均保有金額の最大0.25%ポイントがもらえます。

例えば、月間平均保有金額が1,000万円未満の場合、通常銘柄なら0.1%、SBIプレミアムチョイス銘柄なら0.15%のポイントがもらえます。

SBI証券の投資信託の保有で貯まる(投信マイレージ)の詳細はこちらから

SBI証券は、楽天証券と同様商品ラインナップが豊富で手数料も安いです。

また、Tポイントによるポイント投資できたり、100円から投資信託が購入出来たりと使い勝手も文句なし。

また、米国ETFを購入するなら、外貨積立で手数料を安くできたり定期積立サービスがあるSBI証券はおすすめです。

セゾン投信

わたしが初めての投資で利用したのがセゾン投信

セゾン投信は顧客の利益追求をモットーとしており、心配性の私が「ここなら自分の資産を預けても大丈夫だな」と思えたくらい顧客に寄り添ったスタイルの会社です。

例えば、セゾン投信ではコストの低減をしっかり追求。

過去3年のうち、2回信託報酬(投資信託を保有する上でかかる手数料)等の引き下げを実施しています。

このような顧客の利益を追求する姿勢により、セゾン投信の顧客の損益状況は、2018年3月末で84.9%2019年3月末で97.8%以上、コロナ渦の中の大変な時期であった2020年3月末でさえ66.1%と過半数以上が運用損益0%以上とかなりの好成績となっています。

初めての投資信託なら、セゾン投信はかなりおすすめ。

魅力的な商品であることもちろんのこと顧客の利益を追求するためのサポートがしっかりしているので、投資初心者でも安心して投資に取り組めました。

心配性でビビりなわたしでも、投資信託による投資を始めてそして7年以上続けられているきっかけを作ってくれたのは間違いなくセゾン投信のおかげです。

ただし、セゾン投信で取り扱っている投資信託は、バランスファンド(株式や債券などのいろんな金融商品やいろんな国の金融商品が組み入れられているタイプの投資信託)。

インデックスファンドの「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」とアクティブファンドの「セゾン資産形成の達人ファンド」のバランスファンド2種類のみです。

そのため、いろんな種類の投資信託から自分で資産配分を決めて選びたいという人にはセゾン投信はおすすめしません。

しかし、投資初心者にとっては選択肢は少ない方が分かりやすく商品選びが簡単なのでメリットとも言えます。

セゾン投信が、6000本以上ある投資信託がある中でこの2つだけしか扱っていないということは、顧客の利益を追求するためにはこの2つの投資信託だという自信の表れとも見えます。

セゾン投信株式会社

ミニマリスト主婦の投資信託運用実績ブログ公開

投資信託の資産額を表にまとめました。

2021年からよりいっそう投資信託の投資に力を入れるようになり、元本も資産額もコツコツと増やしています。

投資信託グラフ2022.7
投資信託グラフフ2022.7

主婦の投資信託実績ブログ公開①つみたてNISA(2銘柄)

投資信託を始めるならまずは非課税口座のつみたてNISAがおすすめ。

いつでも解約可能でしくみもシンプルなため、投資初心者でも分かりやすいです。

わたしは、セゾン投信でつみたてNISAを始めましたが現在は保有のみ。

2021年からは楽天証券のつみたてNISA口座で毎月36,363円(2021年は1月分の積立を忘れてたので通常33333円よりも高くなってます)積立をしています。

2022年7月は、資産額は1,226,383円、利益は+156,392円でした。

つみたてNISA2022.7
つみたてNISAグラフ2022.7

毎月積立てている投資信託の銘柄や過去の成績などについてはこちらの記事に詳しく書いています。

主婦の投資信託実績ブログ公開②iDeCo(4銘柄)

つみたてNISAの次におすすめなのが私的年金制度のiiDeCo。

掛け金が全額所得控除になり所得税や住民税が安くなるという大きな節税メリットがあります。

ただ、iDeCoはつみたてNISAと違い、60歳まで解約できないなどしくみが複雑なのがデメリット。

と言ってもiDeCoの節税メリットはやはり大きいので、わたしはSBI証券でiDeCoを利用し限度額の23,000円を毎月積立ています。

2022年7月は、資産は1,610,947円、利益は+403,559円でした。

資産は順調に増え続けています。

iDeCo2022.7
iDeCoグラフ2022.7

毎月積立ている銘柄や過去の成績などについてはこちらの記事に詳しく書いています。

主婦の投資信託実績ブログ公開③ポイント投資(4銘柄)

ポイ活で貯まった楽天スーパーポイントとTポイントなどは、投資信託の購入にあててポイント投資をしています。

ポイント投資の最大のメリットは、資金0円でもポイントさえあれば投資ができること。

楽天スーパーポイントは楽天証券の特定口座、TポイントはSBI証券の特定口座を使ってポイント投資しています。

ポイントだけでも20万円を超える資産を作ることができました。

ポイント2022.7
ポイントグラフ2022.7

毎月積立ている銘柄や過去の成績などについてはこちらの記事に詳しく書いています。

主婦の投資信託実績ブログ公開④特定口座(ニッセイ日経225インデックスファンド)

楽天証券の特定口座で、2014年9月から月2,000円ずつほど積み立てていたニッセイ日経225インデックスファンド。

今は購入はしておらず、保有だけしている状態です。

ニッセイ日経225インデックスファンド
購入手数料 なし
信託報酬年0.275%
信託財産留保額なし
償還日無期限
投資対象国内株式

2022年7月は、資産は197,924円、利益は+62,624円でした。

ニッセイ2022.7
ニッセイグラフ2022.7

主婦の投資信託実績ブログ公開⑤特定口座(世界経済インデックスファンド)

世界経済インデックスファンドも楽天証券の特定口座で、2014年9月から月3,000円ほど積み立て。

名前に「インデックスファンド」とありますが、アクティブファンドの種類に入ります。

今は購入はしておらず、保有のみとなっています。

世界経済インデックスファンド
購入手数料 なし
信託報酬年0.55%
信託財産留保額0.1%
償還日無期限
投資対象国内、先進国、新興国の債券・株式

2022年7月の実績は、資産は295,819円、利益は+77,906円でした。

世界経済2022.7
世界経済グラフ2022.7

主婦の投資信託実績ブログ公開⑥特定口座( eMAXISSlim全世界株式〈オール・カントリー〉)

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)は、2021年2月から楽天証券の特定口座で毎月5万円楽天カード決済で積立しています。

毎月5万円の資産形成をしながら500円分のポイントがもらえているのでほんとお得です。

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
購入手数料 なし
信託報酬年0.1144%
信託財産留保額なし
償還日無期限
投資対象日本を含む先進国、新興国の株式

2022年7月の実績は、資産は942,944円、利益は+53,209円でした。

5月に20万円ほど毎月の積立にプラスして購入したので、元本がグッと上がっています。

全世界2022.7
全世界グラフ2022.7

主婦の投資信託実績ブログ公開⑦特定口座( セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド )

わたしが初めて購入した投資信託が、セゾン投信の セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド。

現在は保有のみとなっています。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
購入手数料 なし
信託報酬年0.57%±0.02%
信託財産留保額0.1%
償還日無期限
投資対象国内・先進国・新興国の株式、国内・先進国の債券

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、コストが高いというデメリットはあります。

しかし、1つ買えば分散投資が可能、債権が半分を占めるので値動きが穏やか、リバランスを自動でやってくれるという投資初心者に嬉しいメリットがたくさん。

投資初心者にとって難しいのが「投資信託を保有し続けること。」

投資信託は長期でコツコツ積立&保有してこそ、大きな利益が出るタイプの金融商品。

投資信託の値段(=基準価格)が下がり自分の資産がどんどん減っていくのを見てしまうと、「これ以上損したくない!」とついつい売ってしまいたくなるのが人間の心理。

しかし、投資信託でしっかり資産を増やすためには、投資信託の値段が減っているときでも売りたい欲をグッと我慢して保有し続けることが必要です。

投資信託の値動きの幅が穏やかであれば、相場の下落に慣れていない投資初心者でも売りたい欲を我慢し保有し続けやすいです。

また、資産配分を考えたリバランスするなどの時間や手間がかからず、投資の負担が少ないと続けるハードルがグッと低くなります。

このような点からみると、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、心配性な人や続けられるか不安を感じている投資初心者にはぴったりの投資信託です。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

2022年7月の実績は、資産は340,003円、利益は+105,003円でした。

バンガード2022.7
バンガードグラフ2022.7

主婦の投資信託実績ブログ公開⑧特定口座(セゾン資産形成の達人ファンド)

セゾン資産形成の達人ファンドは、海外・日本の株式に幅広く分散投資するアクティブファンド。

セゾン資産形成の達人ファンドは、7年連続「最優秀ファンド」を受賞。

投資信託 勝ちたいならこの7本! なぜ“儲からない投資”をするのですか? [ 頼藤 太希 ]で紹介されている人気と実力を備えたアクティブファンドです。

2021年1月から、セゾン投信の特定口座で、セゾン資産形成の達人ファンドの運用を始めました。

セゾン資産形成の達人ファンド
購入手数料 なし
信託報酬年1.35%±0.2%
信託財産留保額0.1%
償還日無期限
投資対象国内・先進国・新興国の株式

セゾン資産形成の達人ファンド

2022年7月の実績は、資産は179,411円、利益はー589円でした。

達人2022.7
達人グラフ2022.7

主婦の投資信託実績ブログ公開⑨特定口座( SBI・V・S&P500インデックス・ファンド)

2021年8月よりSBI証券で三井住友カードのクレジット決済が開始。

毎月5万円までクレジット決済によるポイント(還元率0.5%)がもらえるようになりました。

これをきっかけに、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを毎月5万円ずつクレジット決済による積立をしています。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
購入手数料 なし
信託報酬年0.0938%
信託財産留保額なし
償還日無期限
投資対象米国株式

2022年7月の実績は、資産は559,311円、利益は+9,306円でした。

SP500.2022.7
SP500グラフ2022.7

《ミニマリスト主婦の投資信託運用実績ブログ公開まとめ》コツコツ積立すれば、ラクにお金が増えるしくみが作れる

今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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